奥羽山麓大規模農道

建設協議会総会

景観美から国体の自転車競技の場に(8月19日・金)

  奥羽山麓大規模農道建設促進協議会総会が18日、大仙市の大曲エンパイヤホテルで開かれた。同農道は横手市の国道107号から奥羽山麓沿いに北へ伸び、田沢湖町の国道46号に接続する延長約40キロで、輸送体系の合理化と物流範囲の拡大、そして農村の生活環境改善を図る目的で1990年から着手している。

  「みずほの里ロード」とも呼称されるように山の景観が楽しめることから、07年に開催される「秋田わか杉国体」では、その農道の一部を利用して自転車競技のロードレースも展開される。

  協議会はこれまで横手市、仙南村、六郷町、千畑町、太田町、中仙町、角館町、田沢湖町の8市町村で組織され、会長は旧太田町長が務めていた。しかし、市町村合併でこの日は規約の一部を改正、「仙南村、六郷町、千畑町」を「美郷町」に、「太田町、中仙町」を「大仙市」に改め、構成市町村を5とした。そして会長は栗林次美大仙市長が引き継いだ。

  会議には大仙市、仙北郡選出の県議を来賓に関係者約30人が出席。栗林市長は「公共事業の見直しなどで、予算獲得が厳しい社会情勢だが、関係市町が一致団結して早期完了に向けて活動を展開したい」と決意を述べた。

  延長約40キロのうち工事の進捗率は83%に達し、残りは2.8キロ。道路の幅員は7メートル。完成までの総事業費は162億3120万円となっていて、うち12分の6が国の補助、県が12分の5、地元5市町が残りの12分の1を負担する。

  この日の総会で副会長には五十嵐忠悦横手市長、後松一成美郷町議長が、監事には松田知己美郷町長、石黒直次角館町長が就任した。