除雪車の体験学習

大仙市内小友小

運転席に座って「すごい。すごい」と歓声(12月2日・金)
 

  除雪車に乗っちゃった─。大仙市の内小友小学校3、4年生36人は1日、大曲西根にある大曲除雪ステーションを訪ね、除雪車の体験学習を開いた。子どもたちは自分の背丈より倍ほど高い運転席に乗り、オペレーターの指導を受けながら雪を吹き飛ばすシュートを動かしたり、雪をかき分けるプラウを上下させ、「除雪車ってすごい」と目を輝かしていた。

  同センターにはロータリー車や除雪ドーザー、グレーダー、歩道用ロータリー車、凍結抑制剤散布車など13台の除雪機械がある。それを操作するオペレーターは22人で、この日の「出動式」に参加した後、同ステーションに詰めている。

  普段、触れることのない除雪車を見てもらうのも一つの勉強になるのではと昨年、地元の大曲西根小の子どもたちを招待して体験学習を開いたのが評判となり、今回は内小友小の児童を招いた。3、4年の児童は社会科の総合学習の時間を利用して市のバスで同ステーションへ。

  ステーションでは学習用にと6台の機械を外に並べ、運転席にも登れるようハシゴを架けた。迎えた大曲総合支所の職員が「除雪作業はみんなが寝ている深夜から朝にかけて行われる。燃料は軽油で1台動くと1日でドラム缶1本(200リットル)ほど使うから、全部出動すると1回で530万円ぐらいの経費がかかるんだ」と説明すると「エー」と驚きの声も。そして「屋根に積もった雪の重さは新雪で1立方メートル当たり、50キロから150キロにもなる」などの説明にもビックリしていた。

  エンジンがかけられ、雪を吹き飛ばすシュートが伸縮したり前後左右に自由自在に回転したり、降り積もった雪をかき寄せるプラウという大きな金属板が上下したりするのを見て列をなした子どもたちから「すごい。すごい」と歓声。そして運転席に座ってオペレーターの説明を受けながら様々なレバーに触れ、シュートやプラウを操作するなど除雪体験を楽しんだ。

  4年生の今野真由美さんは「運転席がとても高くて驚いた。それにこんな大きな機械をどうやって動かすのかと不思議に思っていたが、それを動かせたから楽しかった」と嬉しそうに感想を語っていた。

  子どもたちを迎えたオペレーターの一人は「深夜に行う除雪作業の大変さ、そして日中でも除雪作業中の機械のそばには近づいてはいけないことを知ってもらういい機会にもなった」と話した。