子どもの安全を守ろう

大仙市で見守り隊が次々と組織化(12月5日・月)

  下校時の女児を標的にした殺害が相次いでいるが、大仙市では登下校時の児童の安全を守ろうと地域の人たちによる「見守り隊」が次々と組織化されている。小学生の子を持つ親たちは「田舎だから安心と言える時代ではもうなくなった」と身近に迫った〃危険〃に神経をとがめ、保護者だけでなく地域の老人クラブも協力して子どもの安全を守ろうとの気運が高まったもの。

  市教育委員会が管内31小学校に問い合わせた結果、見守り隊が結成されて現在、活動しているのは10校、近々に隊を編成する予定も10校となり、残り11校は検討中という。

  広島市と栃木県今市市での事件を受けて同市内の各小学校とも5日までに再度、通学路の危険カ所を点検すると同時に子どもたちには複数で登下校するよう指導したほか、先生たちも朝夕、車で学区を巡回しているという。

  また「地域で子どもたちを育てる」ボランティアとして10月にスタートさせた「キッズボランティア活動」にはこれまで予算枠一杯の16団体の申し込みがあって、組織化された。子どもの安全を守り、子どもの居場所を地域の人たちでつくるボランティア活動の組織化を求めたもので、市から1団体当たり10万円の活動費が支援される。今年は16団体分160万円を予算化した。

  その結果、地域安全パトロールの「嶽っこ守るんジャー」(神宮寺小)、「大地」(中仙小)、そして子どもの居場所として生け花・茶道・本の読み聞かせなど芸術文化活動の親子体験活動「さくらばな」(中仙小)、「夢スペース」(大曲小)、図書ボランティア「ポケット」(内小友小)などが誕生し、活動している。