大仙市大曲は110センチの積雪(12月28日・水)
県内は28日も断続的に雪が強く降ったり、吹雪になる冬型の天候が続いている。降雪量は同日朝で大仙市大曲110センチ、神岡87センチ、西仙北85センチ、中仙93センチ、協和85センチ、南外92センチ、仙北98センチ、太田町94センチとなっている。累計降雪量は大曲で238センチにもなった。12月としては記録的な大雪となっている。
このため大仙市では26日に「雪害警戒対策室」を設け、同日から年末までに市内の主要道や生活道の排雪作業を実施するよう指示。除雪で狭くなった道路の幅出しや交差点での視界確保を行っている。
排雪作業は道路を通行止めにし、除雪車が雪の壁を取り崩し、ロータリー車がその雪をかき込んで大型ダンプカーに積み上げるという作業。各総合支所とも一部を除いて30日までは作業を終えたいと雪との格闘に懸命だ。
一方、雪害や事故も出てきた。屋根の雪下ろしによる転落事故は既に報道しているように太田地域で3件発生、1人が死亡し、2人が負傷した。また四ツ屋地域でも雪下ろしで転落し1人がケガをしている。この他、西仙北地域田の沢では24日、倒木で電線が切断された上、道路も使えなくなり2世帯が一時孤立。東北電力から発電機が提供され、支所からは除雪隊が出動した。協和地域でも同日、投獄で市道8カ所が一時、通行止めとなった。さらに25日には協和地域峰吉川で小屋(80平方メートル)の倒壊やビニールハウス(165平方メートル)の倒壊もあった。
住民は毎朝、除雪車が置いていく雪寄せに追われ「体がクタクタ。もう雪はたくさん」と悲鳴を挙げ、「このまま降り続けたら1月、2月はどうなることか」と不安を隠せないでいる。一方、スノーダンプや雪べらが品薄となって店によっては「注文を受けても手に入るかどうか」という状態。また50万円から100万円近くもする家庭用の除雪機械も急速に売れ出し、メーカーでも品切れの状態という。