大曲中で全校集会
校長含め教職員全員が生徒に謝罪(2月3日・木)
大曲中学校(高橋俊一校長・生徒数835人)の在校生や元生徒の試験成績など個人情報約130人分が報道機関に郵送された問題で、同校は3日朝、緊急の全校集会を開いて生徒たちに個人情報が外部に流出した経緯を報告すると同時に高橋校長ら教職員全員が頭を下げて謝罪した。一方、事態を重く見た秋田県警では同日、ハイテク犯罪対策室の警察官2人と大曲署員が同校を訪れ、データーが流出したと思われる職員室のパソコンとサーバーを詳細に調べている。
報道機関に郵送された個人情報は現在の2年生が1年生だった時の2003年7月に受けた期末試験の成績のほか、2000年度の生徒の個人記録と1998年度の3年生の進路希望調査など。
高橋校長は全校集会で「在校生の一部と卒業生の一部のデーターが報道機関に流されるという残念な事が起きた。学校の情報管理の面で先生たちに手落ちがあったと言われれば間違いない。皆さんに不安や心配をかけた事に対し、先生一同頭を下げて謝罪する」と謝った。そして「罪のない皆さんのデーターを一部とはいえ、勝手に外に持ち出し、報道機関に流すことは人間として許されるものではない。そのことに大変な怒りを覚える」と述べた。同校ではさらに3日夕、学校で保護者会も開いて、同様の報告と謝罪をする。
同校の公用パソコン9台は昨年4月からシステム変更され、生徒の個人情報は担当教諭以外は開けないようになっているほか、外部からの侵入もシャットアウトされるようになっている。データーが流出したのはその変更される前の3台のパソコンからで、当時はまだ不慣れな点も多く、高橋校長も「卒業生のデーターなどは削除すべきものだったが、そうした情報管理の知識もなく、認識が甘かった」と話す。
一方、県教育委員会は県内の小中学校と高校へ文書で防止策を指示し、市教育委員会でも市内11の小中学校に情報管理を徹底するよう注意した。さらに同日午後、緊急校長会を開いてパソコン管理の面で対策を協議する。