町と国交省が建設
国道46号周辺情報と休憩のオアシスに(2月9日・水)
協和町と国交省秋田河川国道事務所が整備を進めてきた道の駅「協和」が完成し、10日にオープンする。同町荒川字新田表地内の国道46号沿いに建設していたもので、道の駅「協和」(愛称・四季の森)は町が建設、併設した道路休憩施設は国交省が建設した。道の駅は木造平屋建て約663平方メートルの大きさ、道路休憩施設は鉄筋コンクリート造り平屋建てで約311平方メートルの大きさ。国交省では10日のオープンに先だって9日、道路休憩施設を報道関係に公開した。
道の駅は国道13号交差点から角館方向に向かって約3キロの地点に建設した。国交省の施設である道路休憩施設は、道路利用者が自由に立ち寄り、休憩できる施設で、ドライバーの過労運転による交通事故防止やリアルタイムで道路情報が手に入るよう、より便利な設備を整えた。
建物はバリアフリーとし、休憩室の目玉が24時間使用可能な道路情報コーナー。そのコーナーではテレビ映像で盛岡市から秋田市までの沿線11市町村(雫石町・田沢湖町・角館町・西木村・協和町・秋田市・昭和町・男鹿市・森吉町・天王町・阿仁町)の観光情報がそれぞれ15秒間隔で楽しめる。さらに別な端末からはより詳細な道路情報や観光情報がインターネットと同じような操作で見られる。
「ブラッと観光に来た人でも端末を使うと盛岡から秋田までの沿線市町村の観光情報が動く映像で観れるので、行ってみたい所を目で確認できる」と国交省。
さらに道路情報画面では難所の仙岩峠を中心に、角館町から岩手県雫石町までの6カ所の道路の状況がライブ映像で見られ、雪の日や雨の日のドライブの参考にすることができる。その画面の隣には電光標示板も設置され、こちらでは時事ニュースが常に流されている。さらに必要に応じて国道46号の規制情報も流れる。このほか施設内に入らなくても表からも路面状況や気象情報、周辺の観光情報を目にすることができるウインドウプロジェクターも設置された。
| 道路情報コーナー | 多目的トイレ |
この施設での自慢はトイレ。男女とも洋式には最新式のウォッシュレットトイレを採用したほか、赤ちゃん用のベビーチェアも用意した。さらに多目的トイレはワンタッチでドアが開き、車いすのままで内部で回転できる広いスペースを取った。また人工肛門の人も安心して用を足せるトイレとするなど配慮した。それに赤ちゃんのおむつ交換もやれるよう引き出し式のベッドも用意した。
女性用の多目的トイレにはさらに授乳コーナーを設けたり、お母さんと一緒にトイレに入って用を足せるよう子供用便器もセットするなど〃優しさ〃が全面に出ている。天井も秋田杉が使われ、ソフトなムードだ。
敷地は約4万6700平方メートルで駐車場は小型車(身障者用4台含む)125台、大型車12台のスペースを設けた。国道46号は男鹿から秋田市、それに角館町、田沢湖町など県内の主要な観光地を結ぶ路線だけに、完成した道の駅はドライバーにとって、四季を問わず貴重なオアシスとなりそうだ。