大曲市2月定例議会

栗林市長、個人情報流出で謝罪

新野球場の名称は「大曲球場」に(2月14日・月)

  大曲市の2月定例議会は14日開会、冒頭、栗林次美市長が市政報告を行った。栗林市長はその中で今春オープンする新野球場の名称は「大仙市となる他の町村の球場がそれぞれの町村名を冠した球場名としており、『大曲球場』としたいと考えている」と述べた。また球場落成記念事業としてドリーム・ベースボールを5月7日、8日に開催することで財団法人自治総合センターからの内示を受けたとし、実行委員会の設立に向けて準備を進めているとした。

  さらに大曲中学校の在校生、卒業生の個人情報が一部流出したことについて「多くの皆さまにご迷惑とご心配をかけ、お詫びしたい」と謝罪した。同時に関係者で「情報管理に係るプロジェクトチーム」の立ち上げに向けて準備を進め、情報の流出した卒業学年の全生徒及び保護者に対し、お詫びの文書を届ける準備も進めているとした。

  議会は会期を21日までの8日間とした後、市税、公園条例など条例案10件、予算案5件、それに合併に伴い大曲仙北広域市町村圏組合を構成している12市町村が大仙市、角館町、田沢湖町、西木村及び美郷町の組織となることから、その規約の一部変更など同意を求める案件3件と承認案1件の合わせて19件を上程した。そのうち大曲仙北広域市町村圏組合を組織する地方公共団体の数の減少及び大曲仙北広域市町村圏組合規約の変更と大仙美郷環境事業組合を組織する地方公共団体の数の減少及び大仙美郷環境事業組合規約の変更は総務財政常任委員会で審議の後、本会議で同意して散会した。また大曲仙北合併協議会の解散についても議決した。

  04年度一般会計補正予算は補正額が2億5438万5000円で、補正後の累計額は176億850万7000円となる。補正による主な事業は地方バス路線維持対策費補助金として2819万円を計上した他、財政調整基金積立金として3億102万5000円を計上した。積立金が補正額を上回ったのは国・県補助の事業費及び市単独の事業費の確定より、減額中心の補正予算となったため。

  積み立てた財政調整基金は大仙市に持ち寄るもの。合併協議会で各市町村とも大仙市に持ち寄れる調整基金の目標額を決め報告していた。大曲市では約5億5800万円だったが、今回その基金に充てるため3億102万円余を計上。最終的に目標額より約100万円多い、5億5925万8000円とした。

  議会は16日まで休会し、17日に一般質問を行って散会。18日に各常任委員会で議案を審議し、21日に最終日を迎える。

  本来なら2月定例議会は新年度予算を審議する定例会であり、各会派の議員は一般質問並びに予算質問に力を入れるが、新年度予算は大仙市議会で審議されるため、質問する材料もないとして見送った。このため一般質問を行うのは共産党の藤田和久議員だけとなった。