雪の重みで鉄骨の建物倒壊

大曲市の旧キノシタ大曲店

隣家2軒にも被害=市で3世帯に避難指示(2月23日・水)

  23日午前10時58分ごろ、大曲市日の出町2丁目4の50、旧キノシタ大曲店(本社・青森市)の鉄骨平屋建て(2571平方メートル)が屋根に積もった雪の重みで建物の三分の一が倒壊、道路を挟んだ住宅1棟の板塀が壊れたほか、その隣の家に鉄骨が食い込んで外壁が壊された。被害を受けた民家は当時、家人が不在でけが人はなかった。

  屋根には約1.5メートルの雪が積もっていた。同店は家具販売で1975年11月開店、2002年5月から閉店していた。

  大曲市では被害を受けた民家を含め3世帯9人に近くの市営笑の口住宅の集会所に避難するよう指示した。

  建物は県道湯沢・雄物川・大曲線と市道飯田線の間にあり、倒壊した建物からトタンが強風にあおられて飛び、2次災害の恐れもあるため大曲警察署と市では風下の飯田線を通行止めにしている。また危険防止のため本社と連絡を取りながら壊れた建物の応急処置を取りあえず市が行うことにしている。

  市では空き店舗となってから、屋根に積もった雪が歩道側に落ちたり、老朽化して壁も一部崩れかかっていたため2年前からキノシタ本社に連絡して対応を求めていた。今回もうずたかく積もった雪で通行人から「危ないのでは」との声が聞かれていた。