雪、雪、雪…

県南、雪と吹雪の日々

大曲市、積雪1メートルを超す(1月12日・水)
 
雪ですっぽりと埋もれた民家、屋根の雪下ろしが始まった。 時折、激しい吹雪も見舞って視界がさえぎられた。

  県南は12日も激しい雪となっている。県仙北地域振興局建設部の調べでは11日午前8時から12日午前8時までの降雪は大曲市34センチ、西仙北町刈和野8センチ、角館町9センチ、太田町29センチ、南外村19センチ、田沢湖町玉川17センチなど。この降雪で大曲市は積雪96センチとなり、角館町も93センチ、南外村91センチ、田沢湖町乳頭125センチ、玉川は288センチとなった。

  大曲市大曲西根の除雪センターによると12日朝までの降雪は45センチで、積雪は110センチ。昨年11月29日からの累計降雪量は243センチとなった。

  先週7日から県南は強い冬型の気圧配置のおおわれ、8日からの3連休は雪か吹雪の荒れ模様だった。その後も断続的な雪が続いた。

  積雪量が1メートルを超すと屋根の雪も重みを増し、木造住宅にとって大きな負担となる。このため激しい吹雪の中、屋根に上って雪下ろしをする人の姿も見られた。

  大曲市建設交通部には12日朝から除雪への苦情電話も多くなった。空き地が少ない住宅街からだ。「なぜ家の前の車庫にだけ雪の塊を多く置いていくのか」「除雪車に雪を置かれても寄せ場がない」など。朝から20件以上の苦情電話を受けたという職員は「除雪ステーションや除雪業者に電話して苦情のあった現場に行ってもらい対処してもらっているが、中には住民からも協力してもらえないと解決しない問題も多い」と困惑気味だ。

  車を走らせると吹雪で視界がさえぎられ、窓の外は真っ白にしか見えない。特に風をさえぎるものがない郊外になると道路と路肩の境界さえ分からず、雪の塊に突っ込みそうな危険を味わう。

  市建設交通部では12日昼過ぎから信号機周辺と横断歩道の視覚の確保、それに消雪パイプの敷かれた道路との段差をなくすためローダー2台、補助ロータリー車1台、それにトラック3台を1パーティーにした除雪班4パーティーを出した。雪と戦う日々が始まった。