実戦空手道武心会
角館町の桧内川に入って「己に勝て!」(1月21日・金)
実戦空手道武心会(湯澤弘一師範)の水中寒げいこが16日、角館町の桧木内川で行われた。角館本部道場と鹿角、大館、大曲、横手の各道場の幼児から53歳の壮年まで会員約150人が参加。上半身裸となってひざまで冷たい水につかり「セヤ、セヤ!」と激しい気合と共に基本けいこと100本突きを行った。
参加者たちは午前10時に同町表町上丁の武道館を出発、岩瀬の神明社で奉納けいこを行って、神殿内で安全祈願のお払いを受けた。そして桧木内川までの約2キロをランニング。途中、雪で足を取られて転ぶ子どももいたが負けずに立ち上がって走った。
川には幼児を除く約100人が入った。湯澤師範は「川に入る目的は己に勝つという一つの行為に過ぎない。だが、この短時間で小さなことにも打ち勝つことができなければ、長い時間をかけて達成する大きな壁は打ち破れない。だから意味あることだ」と訓示。
川の水は冷たいと云うよりも「痛いほどだ」と参加者。しかし、川に入ると全員、精神を統一し、「セヤ、セヤ!」と気合を込めて突きを繰り返した。参加者の一人はけいこを終えてから「途中から足の感覚が無くなり、バランスをとるのが難しかったが、無事完遂できた満足感がある」と話した。河原でけいこを見守っていた保護者や近所の人たちがかえって震えていた。けいこ終了後は再び武道館まで走って、後援会の人たちが準備したつきたての餅とうどんで体を暖め解散した。