支持者ら約400人、郡部から町村議も
大仙市長選へ「政治家としての全てをかけたい」と決意表明(1月24日・月)
市町村合併で3月22日に誕生する「大仙市」初の市長選に出馬表明している栗林次美大曲市長(56)=栄町=を囲む新春の集いが23日、エンパイヤホテルであった。実質的な決起大会でもある集いには西仙北町の小松隆明町長をはじめ、栗林支持の市議団3人のほか、これまで対決姿勢を示していた保守系最大会派の議員の出席もあった。また、合併する郡内7町村の議員の顔ぶれもあった。連合秋田大曲地協や大曲地方平和労組会議の代表らの出席もあった。用意された400席はほぼ埋まった。
栗林後援会の小林誠一会長は「今日の集いは栗林を中心とした友情、信頼、親睦を深めるためであり、ゆっくり歓談してほしい。そしてこれからの来賓のあいさつを聞いて栗林さんがなぜ大仙市長にふさわしいかを判断してもらいたい」と趣旨を述べた。
これを受けて寺田典城知事後援会の阿部三琅会長は4月17日の知事選と一体となっての運動を呼びかけ、大曲市選挙区選出の渡部英治県議は「大仙市最初の土台づくりをやれるのは栗林さんしかいない」と檄(げき)を飛ばした。続いて仙北郡選挙区選出の佐々木長秀県議も「大曲市長となった栗林さんは住民の目線で、住民参加の市政を実現させた。3期目を目指す寺田県政と一体となって大仙市づくりをやれるのは栗林さんしかいない」と持ち上げた。
栗林市長は「市長に就任してこの1年3カ月間、弱い立場の人にいかに政治の光りを当てるかと常に住民の目線に立って仕事をする行政に取り組み、頼れる市役所でありたいと職員と一緒になって汗を流してきた。これは地域が大きくなっても共通する課題ではないか」と除雪市民会議や市長面会日を設けるなど市民参加型の市政こそ市町村合併で地域、組織が大きくなっても求められるものではないかとの考えを示した。
そして「少子高齢化、さらに国も地方も厳しい財政事情から限られた予算をいかに効率的に使うかで市町村合併となった。議員の身分、持ち寄る基金の問題などいろいろあったが、時間をかけて議論し、収まるところに収まった。合併協の会長としてまとめた『新市建設計画』をしっかり責任を持って進めなければならない。政治の世界に入って25年。大曲仙北はホームグランド。それぞれの町の状況、人と地域の情報を持っている。政治家として活動し、鍛えられてきたすべてを大仙市のためにかけ、しっかりとスタートさせたい」と決意を述べた。
大仙市長選には昨年10月に元大曲市助役の高野昭次氏(55)=同市中通町・会社役員=が出馬を表明、そして12月定例議会で栗林市長が立候補の決意を表明した。さらに今月11日には仙北町の伊藤稔町長(63)=同町横堀字表木=が出馬表明している。