地域安全ネットワーク活動の推進へ(1月27日・木)
警察業務に民意を反映させるための大曲警察署協議会(高橋幸悦会長)が26日、同署で開かれた。協議会には委員11人が出席。警察署からは高橋三郎署長ら幹部署員が出席した。
はじめに今年の基本方針として交番・駐在所と自治体、町内会、団体などと連携した「秋田県地域安全ネットワーク」による地域安全活動の推進で「街頭犯罪」「侵入犯罪」の抑止と検挙活動の推進、高齢者の交通死亡事故半減対策の推進、「振り込め」詐欺など知能犯の検挙、児童虐待などの保護活動、そして暴力団や不良外国人グループによる組織犯罪の徹底した取り締まりなどの対策が報告された。
この後、生活安全、刑事、交通の各課からの報告を受け、意見交換に入ったが、自転車の盗難や空き巣、忍び込みなどの盗難はカギをかけなかったための被害が多く、「自主防犯意識」の高まりが必要だとの警鐘があった。
一方、委員からは「警察の人事異動の発表では課長級など幹部職員だけが新聞で公表される。身近な存在である駐在所の警察官の名前も分かるようにすべきでないか」などの意見もあった。これに対して警察側は「駐在所の家族へ暴力団などからの嫌がらせもあり、課長級以上の異動の公表とした」などと答えていた。このほか、免許更新時の講習の改善や高齢者の交通死亡事故抑止のため、もっと積極的な働きかけなどの要望もあった。
昨年の交通事故で亡くなったのは9人だったが、そのうち7人が65歳以上の高齢者だった。この日の協議会での意見を受けて、同署では老人クラブなどの団体、さらにゲートボールやグランドゴルフへも警察官を積極的に派遣し、事故防止のため緻密な呼びかけをしたいと答えていた。