県立大曲養護学校

がんばるぞ!総合学習

雪寄せボランティアやチャレンジショップなどを企画(1月27日・木)

  大曲市の県立大曲養護学校(本郷達郎校長・生徒数131人)の高等部の生徒たちはこの冬、「総合的な学習の時間」を活用して、積極的に地域住民とふれ合い、社会参加しようと元気な計画を立てている。市内の一人暮らし老人や老夫婦だけの家を訪問し、玄関前の除雪をしたり、特別養護老人ホーム「こもれびの杜」と大川西根保育園に雪像をプレゼントしたいと企画を練って、準備を進めているからだ。またチャレンジショップも開く。

   2月1日から3日間を総合的な学習の時間の「校外活動の日」としたもの。高等部の生徒たちは64人。1日から3班に分かれて、除雪、雪像つくり、チャレンジショップに取り組む。ただチャレンジショップは2日と3日で、それぞれ午前10時半からジョイフルシティ4階とよねや大曲店、それに大曲駅ふれあい広場の3カ所で開く。

  総合的な学習の時間を活用してボランティアと販売体験で地域住民とふれ合い、社会参加する気持ちを育成し、自立できる強い子に育てたいとの狙い。

  こもれびの杜ではお年寄りが喜びそうな「富士山」をつくりたいと雪像班。一方、地元の大川西根保育園からは「滑り台」とマンガのキャラクター「ドラえもん」をつくってもらいたいとの要望があった。同保育園では養護学校の畑でサツマイモを生徒たちと一緒に栽培し、交流を深めている。生徒たちは「立派な雪像をつくろう」と張り切っている。

  高齢者宅の除雪は市社会福祉協議会を通じて訪問する家10件を紹介してもらった。屋根の雪下ろしは危険なので、除雪するのは主に玄関前。5人から6人で班を編成し、3日間かけて依頼のあった家の除雪をする。

  チャレンジショップは昨年8月に県の支援を受けて市内の空き店舗を借りて開いた後、9月には学校独自に取り組み、ジョイフルシティ大曲とスーパーセンター仙南、それにジャスコ中仙店、道の駅「かみおか」の4カ所で開いた。それぞれの会場とも無料で販売スペースを貸してくれた。2日間の営業だったが、650人の客の訪問があって学校の作業学習で作った木工製品や皿、レザークラフト、染め物など商品として出した品は売り切れた。

  高等部の生徒たちは今、学校でチャレンジショップ「ピュアハウス」の看板つくりや店の飾りつけの準備、そして販売する品物の製作に頑張っている。益金はそうした作業の材料費に充てられ、販売するという体験は生徒たちの大きな励みになっている。