災害時の相互応援協定を結ぶ(7月5日・火)
大仙市の栗林次美市長らは4日、神奈川県座間市を訪れ、5月12日に大仙市役所で仮調印していた地震などの災害時にお互いが支援し合うことを約束した「災害時相互応援協定書」への調印を行った。座間市役所で調印式が行われ、栗林市長と座間市の星野勝司市長が協定書に調印、固く握手を交わした。座間市との同協定は合併前の旧中仙町が1998年に締結しており、それを大仙市としても引き継ぐことにしたもの。
調印式には大仙市から市長のほか加藤勲議長、里見喜代治消防長、間瀬堅一消防団長、久米正雄総務部長ら9人が出席。座間市からは星野市長のほか安川博實助役、曽根寿太郎議長ら18人が出席した。
協定書では両自治体の区域に災害が発生した場合▽食料、飲料水及び生活必需物資の提供▽被災者の救出、防疫及び施設の応急復旧に必要な機材・物資の提供▽救援及び応急復旧活動に必要な職員の派遣▽被災者の一次収容のための施設の提供?などの支援内容が盛り込まれている。
座間市は東京から約40キロの神奈川県中央部に位置し、面積は約18平方キロメートルと神奈川県19市の中で下から2番目の小ささだが、人口は12万8000人を超え、1平方キロメートル当たりの人口密度は約7300人となっている。首都圏と40分前後で結ばれており、住宅都市として急激に発展している。93年までは日産自動車座間工場もあった。ほかにも在日米軍座間基地でも知られている。
座間市では「東海地震は、いつ起きてもおかしくない(星野市長)」と危機感も強く、市内にアルファ米や缶詰のおかゆなど食料から真空パック毛布、ダンボール式トイレ、防塵マスクなど災害時に必要な物資の備蓄倉庫40棟、飲料水槽18基を備えるなどしている。
5日の記者会見に臨んだ栗林市長は「自治体間の様々な交流と情報交換を通じて、大仙市からは首都圏への窓口として、座間市からは田舎への窓口となるよう友好を深めたい」と述べた。