28日に立候補予定者説明会
現職、新人含め60人以上の混戦か(7月20日・水)
在任特例期間満了(9月30日)に伴う大仙市議会議員選挙は9月11日告示、同18日投開票となるが、定数30議席に対して現職、新人を含め60人以上の候補者が出馬する乱戦模様となりそうだ。
大仙市は8市町村が合併して3月22日に誕生したが、市議選はそれぞれの地区ごとの小選挙区制ではなく、市全体を一つの選挙区とする大選挙区制を採用する。しかし、出馬を決めた各候補者は「出るとすれば地元をまとめるしかない」とそれぞれの地盤を中心に活発に活動している。一方で有権者数3万1874人を抱え、大票田となる旧大曲地区での票の獲得も欠かせないと、中心市街地には旧町村在住の候補者の「後援会連絡所」の看板も目立ち始めた。
市選管事務局では28日午後1時半から神岡農村環境改善センターで立候補予定者への説明会を開く。この日で立候補予定者はほぼ絞り込まれると思えるが、現時点で現職124人のうち出馬が予想されているのは大曲16人、神岡4人、西仙北4人、中仙10人、協和7人、南外3人、仙北7人、太田3人の合わせて54人。しかし、大曲ではさらに現職1人が引退か出馬かを考慮中で、場合によっては17人となる。さらに西仙北も現職から2人が出る可能性も予測されている。
今回の市議選では在任特例を適用し、146人ものマンモス議会誕生に反発して大仙市誕生前の3月21日付で旧大曲市議1人と町村議員6人が辞職したが、その中から3人か4人が新人として復帰を目指して出馬する可能性も高い。
こうしたことから大曲は新人も含めると19人か20人に、神岡も5人か6人に、西仙北は現職2人の動向にもよるが、最大で9人になる可能性もある。南外も3月21日付で辞職した議員が出る公算が大きく、4人となりそうだ。また太田も新人1人が出馬すると4人となる。こうなると現職54人(場合によっては55人)に新人8人か9人が加わって62人から63人の争いに、さらに現職からの出馬が増えると混戦模様に一層の拍車が掛かる。
6月2日現在の各地区ごとの有権者数は▽大曲3万1874人▽神岡4993人▽西仙北8904人▽中仙9732人▽協和7378人▽南外3872人▽仙北6699人▽太田6350人の合わせて7万9802人(男3万7305人、女4万2497人)。
投票率を仮に85%とすると約6万8000票の奪い合いとなり、60人の立候補なら1130票が平均値となる。1200票から1300票が当落線上の厳しい戦いが強いられる。
03年4月の旧大曲市議選では1000票以上を獲得して当選した議員は10人で、トップは1375票だった。最下位は681票だった。しかし、町村の議員選では300から5〜600票台の争いだった。それだけに旧町村からの出馬は票争いも厳しく、少しでも知人や親類のつてを頼りに票を稼ぎたいと大曲地区で活動している候補者も目立ってきた。