各支団、町村から精鋭14団
小型ポンプ操法、規律訓練で結束力を競う(7月25日・月)
秋田県消防協会大仙市仙北郡支部の消防訓練大会が24日午前8時半から、大仙市大曲の雄物川河川敷で開かれた。6月から今月初めにかけて、大仙市の各支団(旧市町村)と美郷町(旧町村3分団)、それに角館町、田沢湖町、西木村の町村ごとに行われた大会で優勝した14消防団が出場、小型ポンプ操法と規律訓練で技術と結束力を競いあった。
小型ポンプ操法は4人一組となってリーダーの「操作始め」の号令、団員の「良し」の答礼からポンプを起動させ、3本のホースをつなぎ合わせて63メートル離れた「的」に向かって放水し、的を倒すまでの時間や団員の規律ある行動をチェックし、消防技術の向上を目指すもの。的が倒れるまでの基準タイムは45秒。
大会には栗林次美市長をはじめ、仙北郡内の4町村長、辻久男県議会議長ら来賓、それに消防団の家族も応援に駆けつけた。始めに永井久雄支部長は「大仙市各支団、各町村の消防団はそれぞれ朝夕の厳しい訓練の積み重ね、本当にご苦労さまでした。消防活動には迅速で正確な行動が求められる。今日はこれまでの訓練の成果を存分に発揮して下さい」とあいさつ。
続いて開催地の代表として栗林次美市長が「複雑多様化する災害に消防団が適切に対応するには知識や技術の向上が必要不可欠であり、消防人としての基本である規律、消火活動の基礎である小型ポンプ操法を通しての訓練は住民の安心感と信頼感を高め、団員の使命感の醸成に寄与するものだ」と激励した。
小型ポンプ操法ではいずれのチームもそれぞれの地域大会で優勝、さらに早朝か夕方の毎日、1時間の厳しい訓練を重ねてきただけに隙のないキビキビした敏捷な動きを見せ、基準タイムを3秒も上回って操法を終える団が多かった。応援に駆けつけた家族らは「ミスもなく終わったのでホッとした」と消防団員として誇りを持ち、訓練を重ねてきた夫やその仲間の動きを温かい眼差しで見つめていた。
ポンプ操法の後は指揮者の「気をつけ!」「前へ進め!」「右向け右!」などの号令に基づいて20人の団員が一列横隊となって前進し、整列を繰り返す規律訓練が行われた。足音も高く、一糸乱れぬ行動で消防人として磨かれた高い士気と結束力を見せていた。
小型ポンプ操法で優勝した団は9月に由利本荘市の県消防学校で行われる全県大会に出場する。成績は次の通り。
◇小型ポンプ操法の部▽1位=美郷町10分団(42秒6)▽2位=田沢湖町(40秒71)▽3位=大曲支団(42秒24)
◇規律訓練の部▽1位=協和支団▽2位=神岡支団▽3位=美郷町10分団