国土交通省
大仙市大曲の小貫と内小友の両岸(6月2日・木)
大仙市大曲を流れる雄物川右岸の小貫高畑地区と対岸の内小友地区で、国土交通省東北地方整備局による護岸工事が行われている。昨年7月の出水で両岸の護岸が掘削されたための復旧工事で、右岸は延長510メートルにわたって、左岸は100メートルにわたって根固めブロックを工事現場で造って、川欠けした部分に設置、掘削防止を図っている。工事は11月中旬まで行われる。
現地で造っている根固めブロックは1個の重さ2トン。これを右岸側には4917個、左岸側には285個設置する。さらに右岸には出水した時の水の勢いを緩める重さ2トンの水制ブロック886個を据え付けする。このブロックを設置することで今後、増水しても水の流れの緩和が図られ、川欠けが防げるという。
また中州にも土砂がたまって川幅が狭くなっていることから、土砂も撤去する作業が行われている。昨年7月19日から20日にかけての大雨で発生した洪水では、右岸が奥行き20メートルから30メートル、幅320メートルにわたって護岸が削られた。一方、大曲須和町では福部内川から水があふれ出したため、大曲消防署員が出動して土のうを積む作業をした。さらに同川遊水地は満水状態となって周辺住民を緊張させた。また神岡町では雄物川水防警報の準備に入り、西仙北町では災害警戒部を設置するなどの騒ぎとなった。今回の総事業費は約5億696万2000円。