大仙市立仙北南保育園

移転新築工事の竣工式

木造平屋建て、木の温もり伝わる園舎(6月28日・火)

  大仙市立仙北南保育園の移転新築工事の竣工式が28日午前10時から、高梨字大嶋の現地で行われた。田茂木にあった旧保育園は1972年4月に開設されたもので、施設の老朽化が著しくなったため、安心して子育てができる支援体制を整備しようと国指定名勝「池田氏庭園」に隣接して新築した。

  園舎は敷地1万3152平方メートルを確保し、木造平屋建て延べ面積約1460平方メートルの大きさ。昨年8月から総工費4億3251万8000円で建設していた。

  遊戯室棟、保育室棟、ほふく室棟の3棟からなり、遊戯室はほぼ円形。園児に優しい印象を与える空間となっている。園児の運動の場としてだけでなく、保護者や地域の人たちとの交流の場として使えるよう園の中央に配置した。さらに天井には明かり採りのトップライトも付いている。保育室には一時保育室も設け、廊下は幅広くとり、多目的スペースとしても利用できる。

  ほふく室と乳児室には畳のスペースも設け、柔らかさの工夫もした。さらに子育て中のお母さんたちの交流の場として「子育て支援相談室」も設けた。また、安全面を考慮してオール電化の建物とした。園舎の定員は90人。

  竣工式には渡部文靖県仙北地域振興局長、佐々木淳悦県南教育事務所長ら来賓、それに旧仙北町議で現・大仙市議、伊藤稔旧仙北町長ら50人が出席。栗林次美市長は「新しい保育園は木材を多く使っており、木の温もりが園児に温かい感情を与え、自然豊かな周囲の環境とも調和が取れ、感性豊かな子どもに成長する一助になるものと思う」と式辞を述べた。そして園児16人が遊戯室でくす玉を割って完成を祝った。