地域いきいきビジョン提出
「高齢者を地域の担い手に」などユニークな案も(3月3日・木)
大曲市の曲陽会(武田善一郎会長)では、地域いきいきビジョン策定支援事業「和と元気のある曲陽をめざして」と題した事業計画をまとめ2日、栗林次美市長に提出した。曲陽は東大曲小学校を学区とした住吉町、高畑、古四王際、小貫、大槻、和合、東川などの地域。「大曲の東、大曲の陽の出ずるところ」として大正初期から曲陽と総称してきた。
純農村地帯だったが、国道13号バイパスの開通(1993年)と同時にイーストモールタカヤナギなど大型ショッピングが次々と進出、さらに07年の秋田自動車道に接続する本荘・大曲間の高規格道路の開通を待って近隣にない大型ショッピング街と遊行娯楽施設の進出も計画されている。
提出されたいきいきビジョンでは▽地区の親睦と連携を密にし、共通の目的意識を持って元気の出る活動に取り組む▽地区のシンボルである古四王神社の歴史的、文化的価値の認識を深め、そのPRに努める▽福部内川周辺の環境整備を図り、市民の憩いの場とする▽耕作放棄地、遊休農地の解消に努め、地域農業の発展を図る▽地域活動の拠点となる「多目的センター」の建設を目指す▽交通体系の変化で新たな市街地の形成で大幅な交通量の増加が見込まれるが、それに対応できる道路網の整備が遅れを取らないよう運動を進める?を基本方針としている。
その上で少子高齢化時代だけに元気のある高齢者を地区の担い手と位置づけ、老化防止のための健康指導、啓発の機会を積極的に企画するなどユニークな活動案を計画。さらに国指定重文の古四王神社の参観機会を多くするため春の連休、お盆など帰省客の多い時にライトアップするといった提案も。また遊休農地の有効利用を目指して、現行の農地法では50アール以上の農地でなければ新しく農地を取得して農業に参入できないが、それを構造改革特区制度を利用し、10アールでも参入できるようにするとした。これによって非農家の定年後の第2の人生の場として農業への参入を促し、農地の有効利用も図れるとしている。