総事業費69億4000万円
県内トップクラスの面積で竣工(3月10日・木)
総事業費69億9400万円をかけた県内でもトップクラスのほ場整備となった「県営横堀地区担い手育成基盤整備事業」の竣工を記念しての記念碑除幕式と竣工式が10日、仙北町であった。記念碑は同町横堀字尻黒地内の広域農道東西線沿いに建てられ、横堀地区土地改良組合長の伊藤稔町長、それに受益地域に入る栗林次美大曲市長、太田町長(代理)、受益者代表ら70人が参列し、神事を挙行して除幕した。
事業は県仙北平野農村整備事務所が主体となって、1995年から11年の歳月をかけて実施した。受益面積は506.4ヘクタールで仙北町、中仙町、太田町、大曲市にまたがる。それまで1区画当たり10アールだったのを30アールから1ヘクタールのほ場に拡大、同時に用排水路の分離や農道、暗渠排水などを整備した。これによって機械化一貫作業体系が確立され、賃貸借及び作業受託による担い手農家への農地集積が図られ、米を基幹とした大豆などの複合経営による安定した農業経営が期待されている。
総事業費69億4000万円のうち国が50%、県30%を負担。さらに市町村が5.1%、そして受益農家397戸が10.15%を負担した。
建設された記念碑は男鹿石を台座に黒御影石を建立させたもので、台座を含めた高さは4.3メートル。幅3メートルの記念碑に伊藤稔組合長の揮毫で「大地讃耕心」の碑文が刻まれた。「豊穣なる大地を讃えつつ、自らの心をも日々耕し、不断の努力を惜しまず傾注する」の意だという。
竣工式は町ふれあい文化センターで行われ、来賓、受益農家ら約200人が出席して農業経営基盤の確立を祝った。