圧巻、138人のマンモス議会
28日、臨時会招集前に議員総会開く(3月15日・火)
| 出退表示板から自分の名札を見つけるのも大変だった。 | 136人の議員が並ぶと圧巻だ。 |
市町村合併の在任特例適用で国内の地方議会では議員の数が146人と最大規模となる「大仙市議会」が15日、その全貌を現した。新市は22日に誕生し、その初議会となる第1回大仙市議会臨時会が28日招集されるため、議場となる仙北町のふれあい文化センターで「合併構成市町村議会議員総会」が開かれたもの。議員の数は146人だが、在任特例の適用に反発して大曲市と神岡町、西仙北町の議員合わせて5人が辞職、それに神岡町、協和町、南外村で欠員1が生じており、実際の議員数は138人となる。この日の総会には欠席議員も数人あったが、用意された2人用テーブル71卓に100人を超える議員が一堂に揃った光景は圧巻。「高校時代の先輩もいたよ」とマンモス議会ならではの議員の出会いもあった。議場の入口に掲げられた「出退表示板」には138人全員の議員名が書かれた札が下げられ、議員たちは「自分の名前を見つけるのも大変だ」と戸惑っていた。
議員たちは各市町村の持つバスで議場に駆けつけた。議会用にと2人掛けのテーブル90卓を用意し、うち議場に71卓を配列した。残り19卓は市長ら当局側の説明員用となる。議席は大曲市議会の23人が2列とし以下、神岡町、西仙北町、中仙町、協和町、南外村、仙北町、太田町と並べ、仮議席とした。議員の任期は9月30日までで、それ以降は30人となる。
この日の総会は28日から3日間の予定で開かれる臨時会や新市の議会運営などについて説明するため開いた。大仙市議会事務局職員10人の紹介の後、新市の議会運営に関する協議会の会長を務めた南外村の佐藤清吉議長を座長に会議は進められた。
臨時会は今野正彬職務執行者(現・神岡町長)の名で招集され、最高齢者(80歳)の小山田トシ西仙北町議会議員を臨時議長に28日午前10時から開会する。初日は議長選挙を行った後、議席を指定。会期を3日間と決定した後、副議長の選挙、そして議会規則や議会委員会条例の制定、傍聴規則の制定など議会運営に関する議案を議決する。その上で各常任委員や正副委員長など議会人事の選任に入る。
2日目は大仙市役所設置条例など342件の専決処分報告、05年度大仙市一般会計暫定予算など予算案を提案、審議の上、議決する。3日目は字の名称変更などの専決処分報告と大曲仙北広域市町村圏組合議員、大仙美郷環境事業組合議員などの選挙、それに東部と西部農業委員の推薦を行う。
議会事務局は普段は本庁に置かれるが、議会が開かれるとふれあい文化センター1階の談話室へ移動、ここを事務室とする。そして議員控室は同センター1階のシルバーホールが大曲市、中仙町、仙北町、太田町の議員が、2階の特産品創作研修室は神岡町、西仙北町、協和町、南外村の議員控室となる。
各常任委員会の会場も総務委員会は神岡支所、企画委員会は西仙北支所、教育民生委員会は中仙町就業改善センター、健康福祉委員会は協和町民センター、農林商工委員会は南外村コミュニティーセンター、建設水道委員会は太田町の文化プラザ、議会運営委員会は市役所大会議室となる。本格的な議会が誕生するまでジプシーのように移動、移動の変則議会が続けられることになる。