田沢湖町、西木村との合併

角館町議会、決議案可決

28日の調印式、可能性高まる(3月25日・金)

 角館町は23日再開した3月定例議会で田沢湖町、西木村との合併推進の決議案を可決したが、3町村の庁舎の機能分担や議員の在任特例など議会の意見集約を図るために開いた24日の町議会合併特別委員会は「2月4日に3町村長が会って話し合い、休止状態となっている合併協議会を廃止すると合意したのはまだ生きている」などと振り出しに戻る意見が出て紛糾、午前中いっぱい空転した。しかし、最終的に合併期日を9月20日か26日とするよう合併協議会に申し入れることで合意した。

  合併推進の決議案は23日に合併推進派の町議から議員9人の連名で「田沢湖町、角館町、西木村との合併協議会に復帰し、合併特例法適用期限内に3町村の合併を実現する」とする決議案が藤原万正議長に提出された。採決の結果、賛成11、反対7、欠席1で可決された。

  24日の特別委員会は決議を受けて議員の在任特例など3町村合併協議会での未確認事項を話し合うのが目的だった。しかし、自立派の不満はくすぶったままで「合併に対する町民の不安の声が町長には届いてないのか」などと石黒直次町長に問いただす声や太田芳文前町長が田沢湖町、西木村の両首長と2月4日に会って交わした「2月14日をもって3町村の合併協議会を廃止する」とした合意は生きており、それを早急に解くべきだなどの要求が相次いだ。

  だが最終的に「(期限が迫っており)合併調印式を28日までに済ませる必要がある」との石黒町長の協力要請を受け入れた。しかし、議員の在任特例の適用については使うべきでないとする意見と10月31日までの7カ月間の在任特例を適用すべきと分かれた。また庁舎機能については、商工観光課を角館庁舎に置きたいなどの案も示された。

  今後は三町村長による事前協議を経て27日に合併協議会を開き、合意すれば28日の調印式開催に向けて動き出す可能性が高まった。