寺田知事を励ます集い
市町村合併など政策提言での実績を強調(3月30日・水)
県知事3選を目指して出馬表明している「寺田典城知事を励ます大仙・仙北の集い」が29日午後6時半から、大仙市大曲中央公民館で開かれた。寺田典城大曲仙北後援会の主催で約500人の支持者が集まった。
阿部三琅後援会長は「明るく開放的な県政を目指して寺田さんが当選してから8年になる。寺田さんにとってこれが最後の選挙。25日に秋田市で開催された4人の立候補者の公開討論会に行ってきた。4人とも一致したのは知事には先を見通して実行するリーダシップが必要だということだった。その話を聞いていて一番、安心して任せられると思ったのは寺田知事だった」と述べた。さらに「秋田空港問題では批判されている。それは当たり前だが、寺田知事は真摯に反省し、謝罪している。もう一度一生懸命頑張ってもらいたい」と励ました。
続いて来賓の松田知己美郷町長、寺田後援会長代行の栗林次美前大曲市長が応援の演説をした。松田町長は「政治家には人格と先を見通す柔軟性、それに行動力という3つの要素が必要だ。人格とは潔さであり、空港問題は決して望ましいものではないが、寺田知事は潔くそれを認め、県民の皆さんにお詫びしている。これこそが政治に携わるものにとって何よりも大切なことだ」とカバー。そして柔軟な発想と行動力が「国際教養大学」の設置につながったと実績をたたえた。
栗林前市長は「様々なことがあったが大仙市が誕生した。地方の時代にふさわしい合併をなし遂げた。寺田知事、寺田県政を前提にしながら大曲市長として大仙市の合併をまとめた。知事が居なくなると困りますので、自分の選挙同様頑張るので絶大な支援をお願いしたい」と訴えた。
大曲商工会議所の塩谷國太郎専務理事の紹介の後、寺田知事は「皆さんのおかげで2期8年間、務めさせてもらった。感謝申したい。この8年間で一番、やってきたことは県民の皆さんへの情報公開だ」と強調。抵抗を受けた真木ダム建設中止問題では「おれはバカなもので、選挙終わってから言えばいいのに、選挙前に言うんだから。だけど選挙終わってから言ったらウソこいた(ついた)ことになるでしょう。そう言うことをしたくないから、私はいろいろ怒られているんです」と笑いの渦に巻き込んだ。
そして「温泉をつくるとか、あれこれやるとかのインフラ整備は楽だが、私は政策提言型だ」とし、警察組織の改革や市町村合併も教育創成プログラムも「政策を提言し、やろうとすればワーと(批判が)出てくる。市町村合併だって最初はいい顔されなかった」と述べながら、警察組織では「地域ネットワークを作り、パトロールに重点を置いた結果、犯罪率が少なくなった」などと実績を強調。「地方分権の時代は行政も痛みを伴い、コストを下げなければならない」などと訴えた。
また「企業活性化センターを造って企業を興したい人の人材育成から企業誘致も含め4000人規模の新規雇用を生み出す」と政策を強調。さらに子育て不安のための保育料の助成や農業の振興、特別養護老人ホーム500床の整備、健康な人づくりなどの公約を披露。最後に秋田空港ターミナルビル問題にも触れ「飲み食いしたことは事実だ。誠に申し訳ない」と謝罪した。そして「いい県政をやりたいので何とか私にもう一度、チャンスを与えて下さい」と支持を求めた。
伊藤稔旧仙北町長も駆けつけ「寺田知事は気さくで肩の凝らない、分かりやすい県政をやってくれた。大仙市誕生も知事のリーダーシップがあったからだ。大仙市発展のためにも今度の知事選、頑張ってもらいたい」と激励した。そして門脇光浩県議、渡部英治、佐々木長秀県議が最後を締めくくった。