大仙市初の予算編成へ

市長ヒアリング始まる

全体で800億円を超える予算に(5月10日・火)

  大仙市初の予算編成に向けた市長ヒアリングが10日から始まった。8市町村合併までに立てた「まちづくり計画」に基づいての予算編成をするもので、財政課が予算の骨格を練り、10日は総務部と企画部との調整、11日は市民生活部、12日は健康福祉部と農林商工部と続く。ヒアリングは17日までの日程で、時には朝9時から午後5時半まで、土曜日も休みを取らず午前9時から午後5時半までとハードな日程で予算編成に取りかかる。

  合併前の8市町村がそれぞれの持ち寄った予算をベースに事業、継続事業などを調整するもので、ハコモノでは旧仙北町と旧中仙町、旧協和町で、それぞれ保育園を建設している。いずれも数億円の事業。また旧仙北町では体育館の建設計画もあり、旧中仙町では青年の家の大規模改修計画もあって新市の建設計画に入れた。

  ハード事業だけでなく、胃がん検診、子宮がん検診など健康対策、障害者福祉、老人福祉、児童福祉など福祉事業、小中学校の整備、史跡整備など教育関係、そして農業生産基盤整備事業など農政と観光、環境保全対策、道路整備、上下水道の整備など市民に密着した予算づくりが進められる。

  財政課では市長ヒアリングに向けてこの連休中も職員はほとんど休まず出勤。夜の残業も続いている。旧大曲市の年間予算は一般会計、それに企業会計、特別会計などを入れても200億円ほどだったが、8市町村が合併した大仙市の予算規模は全体で800億円を超える。職員たちは「計算していてもイメージがわかない」と規模の大きさに戸惑う。

  市長への説明をしながら、予算規模、事業の優先順位などの調整を行い、最終的な予算編成を終えて、6月の定例議会に諮られ、大仙市初の予算が決まる。