大仙市と美郷町で会の運営へ
県立自然公園指定30周年事業などを決める(5月12日・木)
真木真昼県立自然公園を美しくする会の例会が11日、大仙市太田町の「奥羽山荘」で開かれた。同会はこれまで旧太田町と旧千畑町の町長、助役及び議会議長らで構成されていたが、市町村合併に伴い、これからは大仙市及び美郷町が会を運営することになった。
同公園は1975年1月11日に県立自然公園の指定を受けている。公園は奥羽山脈の一部にあたり、白岩岳や薬師岳、真昼岳など標高1000メートルから1200メートルの山々がそびえ立ち、全国でもまれな原始性に富んだ山域として知られている。尾根と尾根の間には真木、川口、善知鳥(うとう)など渓谷が景観を誇り、その豊かな自然を求めてハイキングなどに訪れる人も多い。
旧太田町と旧千畑町ではその公園の自然環境を守ろうと自然公園の指定を受ける2年前から「美しくする会」を結成、公園管理員と補助員を採用し、清掃管理を委託しているほか、太田中学校、千畑中学校の生徒たちも公園の美化清掃活動をしている。
例会には栗林次美大仙市長、松田知己美郷町長をはじめ後松一成美郷町議長、県生活環境文化部自然保護課長代理の高橋大士主事、伊藤勝秋田森林管理署長ら30人が出席。栗林市長は「この公園は探勝や登山に適した山岳公園であり、自然志向の高まりと共に公園を訪れる人々も年々、増加している。県内に8カ所しかない県立自然公園を持っていることは美郷町、大仙市双方にとって貴重な財産である」と力を込めた。
例会では自然公園指定30周年を記念しての記念事業を実施するため、その事業費として大仙市、美郷町がそれぞれ107万5000円の負担金を増額し、県補助金なども合わせ406万円の予算を決めた。そして30周年記念事業として▽自然公園に親しむつどいの開催▽「真木真昼の四季」フォトコンテスト▽30周年記念登山▽真木真昼県立自然公園ガイドマップの更新▽看板、標柱の更新などの事業を実施することにした。
真木真昼フォトコンテストは指定20周年の時も行い、その時の最優秀賞に輝いた作品「薬師花の峯」は「真木・真昼県立自然公園」ガイドマップや登山マップなどの表紙にも使われている。
この日の例会で役員は次の通りとなった。
◇会長=栗林次美大仙市長
◇副会長=松田知己美郷町長
◇理事=平寛二大仙市商工観光課長、高橋共男同市太田総合支所地域振興課長、小林宏和美郷町商工観光課長、倉田陽一県自然公園管理員、高橋正二県自然保護指導員
◇監事=高貝芳彦太田町商工会長、播間龍之助美郷町商工会長