大仙市藤木地区
高齢者、一人暮らし老人宅をお巡りさんと声掛け(5月18日・水)
大仙市藤木地区の民生児童委員(藤田洋年会長)では18日午前、大仙警察署角間川駐在所の警察官と合同で、高齢者と一人暮らし老人宅の「慰問・パトロール」を実施した。同地区では今年1月に近所付き合いのない50代の男性兄弟2人が衰弱死して発見されるという悲惨な事故もあり、お互い声を掛け合い、安心して暮らせる地域を目指そうと民生児童委員と藤木公民館の職員が話し合い、12日から始まった「民生児童委員活動強化週間」の一環として慰問・パトロールに取り組むことにした。この企画に角間川駐在所の2人のお巡りさんも賛同、2台のパトカーを出して行動を共にした。
藤木地区の民生児童委員は11人。男性はこの日、子どもの遊び場を巡回し、ブランコや鉄棒、滑り台など遊具が壊れてないかなど危険カ所の点検作業をした。そして女性3人は2人の警察官と藤原吉晴藤木公民館長らと慰問・パトロールを担当した。
藤木地区には65歳以上の高齢者世帯は62世帯、また一人暮らしは64人いる。公民館ではその中から老人世帯2世帯と一人暮らし10世帯をピックアップして、巡回した。
巡回する民生児童委員は「何かあったらお電話ください」と角間川駐在所、藤木警察官連絡所、藤木公民館、それに民生児童委員の会長、副会長宅の電話番号を書いたチラシを手に「お元気ですか。変わったことはないですか」と声をかけながら訪問。一人暮らしのおじいさん、おばあさんは喜んで迎え、離れて暮らす子どものことなどを話題に「良く来てケダ」と喜んでいた。そしてチラシを手渡されると「せば。これ電話機のそばさ張っておくな」と大事そうに受け取っていた。
訪問先で良く話題になったのが藤木駐在所が廃止されたこと。おじいさん、おばあさんたちは「藤木の駐在所がなくなって不安だ」と口にした。同行した2人のお巡りさんのうちの1人は藤木地区担当として夜間だけ、藤木警察官連絡所に宿泊している。二人は「何かあったら直ぐ来るから大丈夫だ。これから顔も出すから」と声をかけ、「車に気を付けて下さい」とねぎらっていた。