設立総会開く
就業機会拡大のための講習の充実へ(5月27日・金)
社団法人大仙市シルバー人材センターの設立総会が27日、同市大曲のグランドパレス川端で開かれた。シルバー人材センターは市町村合併前の8市町村にそれぞれあったが、合併が具体化したのに合わせ、昨年4月から9月まで合併実務検討委員会を6回、合併協議会を2回開いて、10月13日に大曲・仙北シルバー人材センター合併調印式を行っていた。その後も合併に向けた実務検討委員会を重ね、4月1日から「大仙市シルバー人材センター」を発足させた。
総会には旧8市町村から約120人の会員が出席。旧大曲市シルバー人材センターの齋藤充雄理事長は「4月から大仙市シルバー人材センターとしてスタートした。広域のため、運営上、問題もあるが力を合わせ、円滑に気持ちよい運営を心がけたい。そして『自主・自立・共働・共助』の理念で手を結びあって、地域の方に喜ばれるような仕事をして貢献したい」とあいさつ。
来賓として参列した栗林次美大仙市長は「シルバー人材センターは、地域の高齢者に就業の場を提供し、生きがいの充実や地域社会の活性化に大きく貢献してきた。これからもその知識や経験を活かし、健康で住むことに誇りの持てる地域社会の実現のため頑張ってもらいたい」と励ました。
総会では旧大曲市シルバー人材センターの04年度事業報告、収支決算が議案として審議された。1989年に発足した同センターは公的機関や企業、それに一般家庭からの受注量を拡大し、04年度の事業実績は2億371万1000円となった。しかし、前年度より98万2000円下回った。これは車の運転手の派遣を保険の関係から見直したことによる減収が響いたためという。
会員は489人。平均年齢は69歳で、最高齢者は82歳。就業実人員は375人で、76%の就業率だった。その結果、就業した会員1人当たりへの年間配分金は49万1593円だった。
事業報告、収支決算とも可決され、大仙市シルバー人材センターの事業計画、収支予算案も原案通り可決して閉会した。大仙市シルバー人材センターの会員は856人となる。事業計画では会員の就業機会の拡大や地域住民のニーズに応えるため、シニアワークプログラム(S.P)講習は欠かせないとして、その事業を積極的に進めていくとしている。また、高齢化の進展に伴い、要介護者の増加と働く女性の増加で、福祉・家事・介護サービスへの需要が増える傾向にあり、女性会員の充実と強化、各種講習会の実施などを確認した。
S.P事業としては庭木の剪定や冬囲い、木工、ホームヘルパー、草刈り機の整備と刈り払い、網戸張り替え、障子・ふすまの張り替え、刃物研ぎ、毛筆宛て名書きなどを行うとしている。
総会では役員を次のように選出した。
◇理事長=齋藤充雄(大曲)
◇副理事長=川村良征(大曲)
◇理事=石川久治(大曲)、齋藤誠助(同)、佐々木良助(同)、小山幸蔵(同)、高橋義則(同)、金子継夫(同)、山内忠行(神岡)、佐藤弥四郎(西仙北)、高橋尚治(中仙)、佐藤哲雄(協和)、高見俊一(南外)、進藤勇吉(仙北)、高橋武男(太田)、大仙市収入役(欠員)
◇監事=田牧貞夫(大曲)、工藤正悦(神岡)