大仙地区安管事業主会

研修会開催

「止まるだろう」の認識では〃危ない〃と警鐘(11月7日・月)

   大仙地区交通安全管理者事業主会の研修会が4日、グランドパレス川端で開かれた。会には加盟479事業所から約200人が出席。大和昌平会長は自身も「還暦を迎え、わずかな段差でもつまずいてしまうなど五感の衰えを実感している」などと語り、車が「走る凶器」とならないよう高齢者の運転に慎重さを求めていた。

  続いて大仙警察署の伊藤主税交通課長が「最近の交通死亡事故」について分析。同署管内ではこれまで14人が交通事故で亡くなっている。昨年同期に比べ8人多い。伊藤課長は2日に大仙市神岡総合支所前の国道13号で起きたミニバイクと保冷車が衝突し、バイクを運転していた60歳の女性が亡くなった事故を引き合いに「これまで車の運転にはゆとりと優しさ、譲り合いを求めてきたが、今回の事故はその譲り合いが災いとなった」と警鐘した。

  事故は右折しようと止まっていた保冷車に前から走ってきた車が止まって譲り合ったことから起きた。保冷車は対向車が止まったのを見て右折。しかし、その止まった対向車の脇からバイクが走ってきて衝突、転倒した。

  伊藤課長は「車の運転はそれでも譲り合いとマナーは大切だが、『相手が止まってくれるだろう』と交通ルールを守らないで起きる事故も多いことを認識し、従業員にも呼びかけてもらいたい」と訴えていた。また日中の明るい時間が短くなっていることから、早めのライト点灯も大事だと注意していた。

  この後、山本郡琴丘町出身で読売新聞東京本社編集委員の橋本五郎氏が「どうなる日本!政治・経済  ここがポイント」と題して講演した。橋本氏は小泉首相の今回の内閣改造について「極めてまともな人選だった」と述べた。そして「阿部さんを官房長官に選んだが、小泉さんは阿部さんへの思い入れはあっても、自分の影響力を残したいなどと思う人ではない」と首相の性格をこざっぱりとした人だと分析した。

  一方で今回の衆院選での自民党の大勝を「小泉首相は郵政民営化では何を言われようと耳を貸さず、損得勘定もなしで最初から最後まで郵政民営化を訴えた。それが国民には非常に分かりやすかった。小泉さんは俺はこれでやるんだと思い込んだら、それを命懸けでやる強さがある」と述べた。さらに郵政法案に反対した人たちを自民党公認候補とせず、逆に対立候補を立てて戦うなど「今回は小選挙区という制度と小泉総理という類まれな人物が〃化学反応〃を起こして大勝につながった」と強調した。