防災訓練

大仙市大曲庁舎

地震発生、食堂付近から出火を想定に避難(11月8日・火)
 

  大仙市役所大曲庁舎では8日朝、「火災予防週間」運動の一つとして庁舎での防災訓練を実施した。午前8時40分、秋田県沖を震源とする地震が発生、大曲地域では震度5弱の揺れを記録し、同42分、庁舎2階食堂付近から出火したとの想定で訓練は行われた。  非常ベルが鳴り、身を保護するため机の下にくぐっていた300人の職員は避難誘導員の指示に従って窓を閉め、電気を消すと同時に庁舎を訪れていた市民を誘導しながら正面玄関や職員玄関から避難。通報を受けて広域消防大曲消防署から消防車も駆けつけ、職員で組織する検索班と共に逃げ後れた職員や市民は居ないかなどの確認が行われた。一方、自衛消防隊の消火班は消火栓と消火器を使っての模擬訓練をした。

  駐車場への避難を済ませると消防署員の指導で油火災を想定しての消火器を使って消火訓練も行った。家庭用としても備え付けられている消火器は普通火災、油火災、電気火災に対応し、15秒の粉末噴射で消火する。しかし、使い方に慣れてないと消しきれない場合もあり、職員3人と食堂の女子従業員3人が消火器を使って燃え盛る炎に向けての消火訓練を行った。

  大曲庁舎の自衛消防隊は指揮班、通報連絡班、消火班、避難誘導班、そして逃げ後れの有無を確認する検索班、文書庫に保存されている重要書類の搬出と保管監視役の搬出班、救護班から組織されている。今回の訓練ではその各班の分担も確認された。

  訓練を指導、見守った大曲消防署の栗林信夫副署長は「大きな地震があった場合はまず避難路のドアを開けておくことが大事。また火災が発生したらあわてず冷静に避難しなければならない。今日の訓練を教訓にいざという時、体が自然に動くようにしてほしい」と講評していた。