助役人事案、提出は見送り
職員給与引下げなど11議案を可決、同意(11月14日・月)
大仙市は14日、臨時議会を招集。栗林次美市長は招集あいさつで「付議案件として告示していた助役の選任に関しては諸般の事情を総合的に勘案し、今回の上程を見送り、12月定例議会で同意を得られるよう引き続き努力したい」と述べた。助役に関しては6月定例議会で収入役は置かず、相談役としての助役を2人体制とすることで議会の承認を得ているが、当時の126人議会に提案した人事案件は否決されていた。今回もその人選に対して議会は難色を示していたため、再度、調整を図るため上程を見送ったようだ。
臨時議会は会期を1日限りとした後、職員定数条例の一部改正、議員報酬及び費用弁償などに関する条例の一部改正、職員給与に関する条例の一部改正、財産の取得、一般会計補正予算、それに仮称「大曲南外学校給食センター」新築工事の請負契約締結の議決を求める案件など11議案が上程された。議案は総務、教育民生、建設水道の各常任委員会で審議の後、本会議に諮られ、原案通り可決、同意して閉会した。
市職員定数は合併に伴う議員の在任特例期間が終了し、選挙によって30人の議員構成となったことから、去る10月1日付けの人事異動で議会事務局職員を10人から7人としたことに伴い職員定数条例を改正するもので、職員の総数は1493人から1490人となった。実数は1463人となっている。
一般職の給与改正は人事院勧告に伴うもので、本俸を1087円(0.3%)、諸手当120円(0.03%)引き下げなどで、平均1233円(0.34%)の引下げとなる。12月1日から施行される。これによって一般行政職の平均給与月額は、平均年齢44歳で35万6813円となる。この引下げで年間326万円の人件費削減となる。
議員報酬及び費用弁償などに関する条例の一部改正は国の特別職の職員及び一般職の給与改定を参考に、議員の期末手当を引き上げるもので、議員や市長、助役など特別職に支給されてない勤勉手当に上乗せされた0.05カ月分について12月の期末手当に上乗せするもの。
財産の取得は国指定史跡「払田柵跡」内にある土地(水田)の買上げで、9935平方メートルを2583万1000円で買い求める。
今回、上程する一般会計補正予算は983万3000円で、補正後の累計額は473億6267万2000円となる。主な事業は庁舎管理費(職員駐車場)の整備費で958万円、それに草刈り作業中の事故の損害賠償約4万円と街路灯倒壊事故による損害賠償約20万3000円など。
仮称「大曲南外学校給食センター」の新築工事は指名競争入札の結果、高吉・さとう・丸茂特定建設工事共同企業体(荒川暉也代表)が4億6536万円で落札した。またセンターの冷暖房換気設備は富士開発機工・朝日水道工業所・東北商事特定建設工事共同企業体(小松英巳代表)が1億8217万5000円で落札。さらに厨房設備は仙台市のタニコー株式会社仙台営業所(鈴木金栄所長)が3億4818万円で落札した。いずれも議会で契約締結の同意を得た。
同センターは大曲、南外の給食センターが老朽化したことから両地域の小・中学校を対象とした新しい給食センターを建てるもの。建設用地として同市内小友の中沢工場団地内に約9022平方メートルを取得。大曲・南外両地域の小・中学校14校に1日4000食の供給能力を持つ給食センターを07年4月オープン目指して建設する。建物は鉄骨構造2階建てで、延べ床面積は2171平方メートル。