美郷町「学友館」

県展「第3回仙北地域展」

絵画、彫刻、書道、工芸、写真など入選作を展示中(11月24日・木)

 美郷町の学友館で県展「第3回仙北地域展」が開かれている。今年の県美術展に応募して入選した作品の中から大仙市、仙北市、美郷町の仙北地域在住者の作品を借り、県展巡回展として開催しているもの。仙北地域からは日本画、洋画、彫刻、工芸、書道、写真、デザインの中から139点が入選、うち103点が展示されている。

  日本画の部では山道の落ち葉を丹念に描いた山信田郁夫さん(大仙市)の「行く秋」、玄関に脱ぎ捨てられた女の子の小さな靴ときちんと揃えられた下駄を対照的に描き、穏やかな家庭の時の流れを感じさせる佐藤美栄子さん(仙北市)の「ただぁーま  おかえり」など15点が展示され、目を楽しませる。洋画では空間の美を描こうとしたのだろうか龍輪恵子さん(美郷町)の「美術館の風景」、それぞれの心象風景をキャンバスに浮かび上がらせた田口人美さん(大仙市)の「黄昏への幻想」、青柳舞さん(仙北市)の「何が起こっても不思議ではないよ」など11点が展示されている。

  彫刻では奨励賞に輝いた戸田春美さん(美郷町)の「肩ニハ蝶」、工芸でやはり奨励賞を受賞した藤田朝明さん(大仙市)の花瓶「かがり火」が技の奥深さをみせる。彫刻は1点で、工芸は6点の展示。書道は「論語の一節」で特賞に輝いた中谷喜元さん(大仙市)の作品など力強い筆運びを見せる20点が展示されている。

  写真では特賞に輝いた高橋彰二さん(大仙市)の「雪のローカル線」や高橋るり子さん(美郷町)の「ないしょ話し」など奨励賞作品4点と29点の作品が展示されている。カメラマンたちの意気込みが感じられ、見ごたえタップリ。デザインでも奨励賞に入った秋山金保さん(大仙市)のポスター「奥入瀬・四季を写す」など16点が展示され、絵筆を通じてのそれぞれの主張が楽しい。

  地域展は来年1月15日まで。入館料は一般300円、高校生以下は無料。毎週月曜日(祝日の場合は翌日)休館。また年末年始(12月29日〜1月3日)も休館。