大仙市助役人事は11月の臨時議会で

協和学校給食センターの釜からもアスベスト(10月3日・月)

  大仙市の栗林次美市長は3日の定例記者会見で、9月18日に投開票が行われた初の市議選を振り返って「激戦だったが、票を開いてみたらほどよく議員が地域に配分された」との感想を述べ、議員の〃空白〃区域が生まれなかったことを喜んだ。その上で「30人議会となり、これから本格的な大仙市づくりに向けてじっくりと協議したい」と議論する場が整ったことを歓迎した。

  また14日に開かれる臨時議会は正副議長の選挙や各常任委員会の委員長、副委員長の選任など議会人事が中心であり、自身が課題としている2人の「助役」人事については11月に臨時議会を招集して議案を提出したいとの考えを示した。

  また市当局はこの日の会見で協和学校給食センターで使用している「ガス回転釜」4台からアスベストが断熱材として使用されていることが分かったと発表した。アスベストはガス回転釜の二重構造内部に密着された状況で、飛散などの危険性はないが、市では安全を期すため9月22日から釜の使用を中止し、除去作業を実施。併せて学校長及び保護者に対し理解を得るため、アスベストの存在を通知したと述べた。

  同センターでは協和地域の小学校6校(児童数358人、教職員68人)と中学校1校(生徒数240人、教職員20人)に給食を配布している。しかし、今回の除去作業のため12日まで給食の献立を変更した。今回のアスベストは県教育庁から「学校給食の調理器などにもアスベストが使用されている可能性がある」との調査依頼があり、調査した。

  市ではこの他、9月30日現在で市の総施設数1440のうち、1955年から1988年までの間に建設されて、アスベスト使用の可能性があるとして調査対象となっている500施設についての「吹きつけ材」使用の有無の結果を発表。それによると「吹きつけ材」使用は35施設となり、うち本庁の車庫からアスベスト使用が見つかり、ビニールシートを張って飛散防止策を取っている。いずれは除去する方針。残り9施設はアスベストなしだった。しかし26施設については分析中としている。