大仙市の戦没者追悼式
大仙市・仙北市・仙北郡地方大会開催(10月27日・木)
大仙市の中央公民館で27日、同市の戦没者追悼式と第39回財団法人秋田県遺族連合会大仙市・仙北市・仙北郡地方大会が開かれた。戦没者追悼式には約250人、地方大会には約350人が出席し、戦争で亡くなられた御霊(みたま)を追悼し、恒久平和を祈った。
大仙市戦没者追悼式で品川隆美遺族連合会長は白と黄色の菊の花で飾られた戦没者霊位に向かって「悽愴苛烈を極めた大戦が終結してから60年をの歳月が過ぎた。戦争を知らない世代が国民の大多数を占め、戦争体験の傷跡も薄れつつある中で私たちは豊かな郷土で平和と繁栄の恩恵を享受している。それだけに私たちは皆さまの犠牲の上になされたこの平和の尊さとありがたさを改めて認識し、哀悼の想いをささげたい」と式辞を述べた。
続いて栗林次美市長、橋本五郎議長が追悼の言葉を送った。栗林市長は「先の大戦が次第に風化しつつあるが、平和で豊かな今日においてこそ私たちは過去を謙虚に振り返り、戦争の悲惨さ、平和の尊さ、そして遺族の悲しみを後世に伝え、改めて平和への祈りをささげ、世界の恒久平和の確立に向けて全力を尽くすことが私たちに課せられた責務だ」と訴えた。そして全員が献花して戦没者の御霊の安らかな眠りを祈った。
戦争で夫や兄、弟を亡くした遺族は戦後60年を経て誰もが高齢化した。それだけにこれからはお互い励まし、支え合って老後を安らかに過ごしたいと祈っていた。地方大会では遺族会役員として功績のあった2人と米寿を迎えた遺族42人に仲沢誠也連合会長(代理)が表彰状と感謝状を贈った。また▽総理・閣僚らの靖国神社参拝の定着を図る▽国立の戦没者追悼施設新設構想を阻止するなどを決議した。
県遺族連合会長表彰及び米寿の感謝状受賞者は次の通り。
◇県遺族連合会長表彰=竹原悦太郎(大仙市神宮寺)、深澤喜一(美金沢西根)
◇米寿=斉藤イヨノ(大仙市大曲丸子町)、後藤ハナ(同市藤木)、進藤ミヱ(同市六郷西根)、黒丸善一郎(大仙市角間川町)、相馬良吉(大仙市四ツ屋)、渡邉ハキヱ(同)、佐々木久孝(同市松倉)、田仲久一(同市神宮寺)、佐藤ヨシエ(同市北野目)、嵯峨喜代(同市土川)、斎藤ハルノ(同市大沢郷宿)、佐藤慶治郎(同市大沢郷寺)、熊谷ハルヱ(同市鶯野)、長澤ナツ(同市長野)、草なぎトキヤ(同市豊川)、齋藤逸郎(同)、鈴木キミエ(同市協和稲沢)、鈴木昌作(同市協和峰吉川)、赤川秋江(同市下淀川)、佐東キクヱ(同市南外)、高橋トミ(同市板見内)、鈴木アヱ(同市堀見内)、茂木タケノ(同市板見内)、佐藤キサ(同市太田町)、小玉キヤ子(仙北市角館町)、藤原ハルヱ(同)、田村ツナ(仙北市田沢湖町)、堀川トク(同)、佐々木ハルノ(同)、成田久衛(同)、門脇ミエ(同市西木町)、藤井フサヱ(美郷町六郷東根)、高橋弥右エ門(同)、斉藤美恵(同六郷本道町)、山下フヂノ(同六郷東根)、佐藤テチヱ(同土崎)、出茂ヰデ(同)、進藤ユキ(美郷町羽貫谷地)、武田ユデ(同)、高橋キヨ(同町飯詰)、高橋ミヱ(同町金沢西根)、木場ミツノ(同)
※本紙から=草なぎトキヤさんの「なぎ」の字は弓偏に「剪」と書いたものです。