大仙市議選迫る

定数30人に68人が立候補予定

ポスター掲示板、横幅9.5メートルの巨大さに(9月6日・火)

  在任特例満了(9月30日)に伴う大仙市議会の議員選挙が11日告示、18日投開票が行われる。その選挙戦に向けた掲示板の設置作業が市内のあちこちで行われているが、目にする市民は横幅が約9.5メートル、高さ約2メートルの巨大さに驚いている。スタート当初は136人の日本一のマンモス議会と全国の話題になった大仙市。現在は123人まで減ったものの、今度の市議選では一挙に30人へと削減される。

  しかし、市選挙管理委員会事務局が7月に行った立候補予定者説明会への参加者は現職56人に新人12人の合わせて68人。このため市選管では掲示板のスペースを72人分とすることにした。

  掲示板はSTボードという再生紙を圧縮した素材を使っている。16人分の正方形の板4枚と8人分の長方形の板1枚の計5枚を、建築現場の足場に使われる単管パイプで組み合わせたものを基礎に張り合わせている。しかも風で吹き飛ばされないようにと、それぞれの板と板の間に約20センチの風の通り道を与えた。このため横幅だけで約9.5メートルの巨大さとなった。

  同市内のポスター掲示場は703カ所だが、市選管では横幅の関係で設置可能な場所が限られるため548カ所に減らした。パイプの組み合わせや維持管理、それに撤去作業は大曲仙北建設技能組合連合会(佐藤賢治会長)に加盟する11業者が請け負っている。

  大曲西根でパイプの組立作業をしている太田町の架設業者は「台風の季節だけに倒れたら大変なことになるので、基礎となるパイプは1メートル以上も土の中に埋めた」と話した。

  今回の市議選で市は約1億5217万円の予算を計上した。選挙の公営化に伴い、立候補者のポスター印刷代や選挙カーなどの経費は市の負担となる。掲示板の設置経費もその中に入っているが、市選管によるとその経費は約5000万円という。