10月23日告示、30日投開票へ
旧3町村の首長ら3人が立候補を表明(9月20日・火)
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仙北市の選挙管理委員会では20日選管を開き、市長選の日程を10月23日告示、同30日投開票と決めた。同市長選には旧角館町長の石黒直次氏(65)と旧西木村長の田代千代志氏(56)、それに3月に田沢湖町観光商工課長を退職した佐藤善昭氏(55)が立候補を表明している。
石黒氏は旧角館町文化財武家屋敷「石黒家」の12代当主で、角館高校、東北大学院を卒。会社員を経て、1994年4月から1期4年間、町助役に就任。その後、公開中の石黒家を管理している「ひいらぎ企画」社員となったが、合併協議会からの離脱に単を発した3月の出直し町長選に出馬、初当選し、田沢湖町、西木村との合併に尽力した。
8月12日の臨時議会で出馬を表明。市長選に向けては未来を担う子供たちの「教育」を重要課題に取り組むとする一方、▽民間の力を土台に農・工・商一体となり「北東北の観光拠点都市づくり」に邁進▽雇用の拡大と定住人口の増加▽市民の生活と安全を守る道路の整備や上下水道、医療など生活環境の整備などを公約に掲げ、今月13日から精力的に座談会をこなしている。後援会事務所は角館町岩瀬。
田代氏は角館高校卒、亜細亜大学中退。旅館、割烹、生鮮食料品販売の家業を引き継ぐ一方で、旧西木村議を経て、96年8月の村長選に出馬して初当選、合併で自然解職となるまで連続3期、村長を務めた。
市長選には8月12日の臨時議会で立候補を表明。▽市役所職員のエキスパート化、苦情、提案即対応の「スーパー公務員の育成」▽加工販売力の強化などもうかる農林畜水産業の育成▽攻めの観光政策で外貨獲得作戦の展開▽官から民へ業務を移管した職場づくりで定住化の促進▽幼児教育の強化と学校間交流の振興▽予防医療の充実で長寿が楽しい健康づくりなどを公約としている。最初からの合併の責任者として旧角館町のことも旧田沢湖町のことも一番、良く知っていると強調。今月14日から座談会を開く一方、あいさつ回りに歩いている。後援会事務所は西木町小渕野字中関。
佐藤氏は角館高校から東京農大卒。田沢湖町役場職員として観光商工課長補佐、企画調整課参事などを歴任。「町職員として観光商工部門の担当が長かった経験を基に3町村の特色を生かした新しい町づくりに取り組みたい」と8月15日に出馬表明。佐藤清雄旧田沢湖町長とは親類関係。
「めざすは日本一のアイディア市政」をキャッチフレーズに▽予算がないから、前例がないからと「無理です。出来ません」は禁句の市役所に▽旧3町村のきずなを深め融和していくため、公平で透明な市政運営と徹底した情報公開▽お年寄りや子供たちの痛みにも敏感な市役所を目指し、市民とともに歩む職員に撤するなどを公約にしている。今月12日から「語る会」を毎日のように開いている。事務所は田沢湖生保内字中野。
9月2日現在の有権者数は男1万2687人、女1万4677人の合わせて2万7364人。旧町村ごとに区分けすると旧田沢湖町1万492人、旧角館町1万1932人、旧西木村4940人となる。