大曲市老連文化祭

市民会館を舞台に

歌って踊り、ミュージカルも(9月23日・金)

  大曲市老連文化祭が21日、大仙市大曲市民会館で開かれた。老人クラブ連合会の会員が一同に会し、歌や踊り、劇などの特技を市民会館という最高の舞台で披露し、交流を楽しもうと開いているもので今回で4回目。

  会場には約200人の会員が詰めかけ、舞台を見つめた。齋藤重一会長は「誰もが自由に参加して、持っている自分の表現力を発表し、お互いを褒めたたえ、生きがいを高めよう」と呼びかけた。また「地域にある伝統芸能を掘り起こし、それを練習し、後世に伝えていくことも社会貢献ではないか」と課題を提供していた。

  ステージの幕が上がると18人の女性が一列に並んで「大曲市民の歌」を合唱し、踊った。それを見ているフロアの人たちも全員立ち上がって、両手を広げ、踊るなどステージもフロアも一体となる和やかさだった。

  そして四ツ屋女性部15人は赤い運動着にかすりの衣類を着用して「荒城の月」を合唱し、ハーモニカ演奏を聴かせた。さらに「四ツ屋音頭」という踊りも披露。その若々しい体の動きに聴衆は盛んに拍手を送って喜んだ。

  大曲南部の伊藤タツノさんは91歳。一人でステージに登場し、民謡「秋田おばこ」を元気に踊った。やはり大曲南部の伊藤富蔵さんは88歳の高齢にもかかわらず民謡「秋田荷方節」をつやのある若々しい声で歌って聴衆をうならせた。

  四ツ屋地区の藤田藤左衛門さんら6人はミュージカル「初孫授かりホールインワン」を演じた。物語は少子高齢化を反映してどちらも一人っ子の男女が好き合い、結婚したいと親に希望するが、どちらの両親も婿には出したくない、嫁にもやりたくないと悩む。しかし、それでは子供が不幸になるとお互いが譲り合い両家の真ん中に若い夫婦の家を建て、どちらにも平等に行き来できるようにし、孫も誕生するというもの。舞台に登場した人たちは元気に歌い、劇を演じ、その発想の若さに「大したもんだ」と参加者たちを感動させた。

  昼には県長寿社会課高齢者健康づくり推進チームが駆けつけ「秋田ドンパン体操」を指導。無理なく体を動かし、若さを保とうと呼びかけた。「好きになった人」「雨の大阪」など歌や踊りは午後からも次々と披露され、参加者たちは「来て良かった」と楽しんだ。  大曲市老人クラブ連合会は今月いっぱいで解散し、10月1日には大仙市老人クラブ連合会の結成総会を開く。