大仙警察署
大仙市太田町で開催、事故防止のモデル地区に(9月23日・金)
大仙警察署では大仙市太田町を高齢者交通事故防止モデル地区に指定、22日から太田公民館を会場に3回にわたって「高齢者交通安全大学」を開講することになった。初回の開講式には太田町老人クラブ連合会から65歳以上のお年寄り60人が参加。
菊地芳弘署長は8月29日と今月15日と続けて同町で60歳以上のお年寄りが運転するバイクによる死亡事故があり、いずれも交差点でのちょっとした不注意が事故の元だったことから「安全を確認したつもりでも、よく見てなかったり、まだ若いと思っていても体がついていかないで危ない目に遭う。反射能力体験や対話方式を通じた講座を通じて事故のない明るい地域にしよう」と呼びかけた。
続いて伊藤主税交通課長が今年に入ってからの死亡事故は10件で11人が亡くなり、そのうち3件が同町で発生したとして「交通ルールを守ろうとは誰でも言っていることだが、守るべきことを守らないため、大きな事故が起きている」と基本を大事にしてほしいと訴えた。
この後は外で自転車を使っての反射神経の衰えなどの体験講座を開く予定だったが、雨のためビデオでの講座に切り替えた。ビデオは「半七捕物帳異聞」と題した江戸時代を舞台にした捕り物劇を通じた交通安全教室。参加者たちは人情ドラマを通じて交通マナーを語るビデオを熱心に見守って、「無理な横断はされないな」と胸に刻んでいた。
講座はこの後、10月12日と11月8日に開かれる。そして同地区内の老人クラブ20団体では「ストップ・ザ・交通安全」と表記した反射材入りの「交通安全たすき」を活用し、それを各老人クラブ、高齢者の家庭にリレーしながら「交通事故無縁宣言書」に署名、交通安全意識の高揚を図る。
同署管内では神岡地区も高齢者交通事故防止モデル地区に指定、7月6日まで3回の講座を開いている。そして両地区にそれぞれ10人の高齢者交通事故防止モデル地区活動推進員を委嘱、地域のリーダーとしての活動を依頼している。