大曲保健センター

保健事業まとまる

5年連続で自然減、死因のトップはがん(9月26日・月)

  大仙市大曲保健センターは04年度の「保健事業」をまとめた。その中から統計を見てみると04年度の旧大曲市時代の出生数は296人だったが、死亡はそれを89人上回る385人で過去5年連続して「死亡」が「出生」より多い「自然減」となっているのが分かった。典型的な「少子高齢化」を数字が物語っている格好だ。一方、死因のトップはやはり悪性新生物、いわゆる「がん」で98人がこの病気で亡くなった。

  がんに続いて多いのが肺炎や気管支炎など呼吸器疾患で88人、心不全や心筋梗塞など心疾患が64人、そして脳卒中が31人となっている。年齢別死因統計を見ると「がん」では20〜24歳が1人、40〜44歳1人、45〜59歳11人、60歳以上85人だった。また呼吸器疾患88人のうち57人は80歳以上で、心疾患の64人のうち35人がやはり80歳以上だった。高齢化が呼吸器、心疾患の死因を押し上げた。

  がんの部位別死因では98人のうち肺がんが最も多く20人、続いて胃がん18人、そして食道がん、膵臓がん、肝臓がんがそれぞれ7人だった。女性特有の乳がんは5人、卵巣がん3人、子宮がんは2人だった。

  同センターではがん死を少しでも減らしたいと胃がん、大腸がん、乳がん検診に加え、昨年からは前立腺がん、そして今年から肺がん検診も実施している。その結果、胃がん検診では2127人が受け、323人が精密検査の対象となった。そのうち精検を受けたのは272人だったが、2人からがんが発見された。また大腸がん検診では3993人が検診を受け、290人が精密検査の対象となった。そして8人からがんが発見された。乳がん検診では1948人が受診し、93人が精密検査の対象となり、5人からがんが発見された。

  同センターでは健康診断の普及と受診率が高まることで早期がんの発見につながるとしてこれからも受診の呼びかけに力を入れたいとしている。