大綱引きで文化交流

刈和野大綱引き保存会

韓国を訪問=栗林市長も合流(4月4日・火)

  大仙市の栗林次美市長は8日から2泊3日の日程で、「日韓大綱引き文化交流事業」のため韓国を訪問する。同市西仙北地域の刈和野大綱引き保存会(佐々木忠雄会長)と刈和野大綱太鼓(西仙北太鼓の会=高橋正彦会長)の一行33人が、6日から10日まで韓国・唐津(ダンジン)郡の「機池市(キンジシ)綱引き」との文化交流のため訪韓するのに合わせて、栗林市長も合流するもの。栗林市長は4日の記者会見で「昨年10月に唐津郡守から招請があり、日韓交流のため尽くしたい」などと述べた。

  「刈和野の大綱引き」と韓国「機池市綱引き」は共に国の重要無形民俗文化財になっていて、02年4月に韓国から「刈和野の大綱引き」について資料照会があった。そして翌年2月には機池市綱引き保存会の6人が刈和野を訪れ、大綱引きを見学。04年4月には刈和野大綱引き保存会24人が訪韓、綱引きについて研究したところ、綱の制作方法も保存継承にも共通点が見出され、相互訪問を通じた文化交流へとつながった。

  唐津郡はソウルから約90キロ南下した黄海に面した都市。人口11万9000人で、農業と漁業、それにスチール鉄鋼団地を有し、工業でも盛んだ。

  6日に出発する訪問団には橋本五郎議長、それに大綱太鼓の中学生3人も同行する。そして8日の日韓綱引き文化交流会でのシンポジウムや和太鼓とサムルノリ(農楽)の合同演奏会などに参加し、9日は機池市祭典の綱引きを見学する。栗林市長も8日に合流し、アジア綱引き文化交流会や唐津郡守、同議長、教育長と懇談する。一行の旅費など157万円の予算は3月20日に閉会した2月定例議会で可決されている。