農政局員が食料自給率向上をテーマに講話(4月12日・水)
大仙市大曲消費者協会の総会は11日、同市女性センターで開かれ、06年度の事業計画や役員改選の後、東北農政局秋田農政事務所地域第4課表示・規格指導官の畠山和浩さんが「食料自給率向上に向けて」と題して講話した。
同協会は1971年に設立し、今年で35年目を迎えた。会員は368人。総会には約50人が参加。石川篤子会長は「消費者保護法から消費者基本法に改正され、消費者が保護される立場から自立、いわゆる自己責任を求められ、行政がそれを支援する方向へと変わった」と消費者としての自立を求めた。そして悪質商法の被害に遭ったら、一人で悩まず女性センターなどに相談することを勧めた。続いて来賓として参加した久米正雄助役は市の財政の厳しさや庁舎の配置換えがあったことなどを説明しながら「消費者が安心して暮らせる社会を実現するには、消費者に対する幅広い情報提供や注意、悪質な業者への厳正な対処など被害を受けやすい高齢者への啓発の取り組みの強化が必要だ」と述べた。
総会では5月の消費者月間では講演会や街頭PRの実施、7月にはスーパーとの懇談会を開いて表示や食の安全、買い物袋の持参について話し合い、5月と12月には乾物や石けん、かぼちゃパウダー、餅、お茶などの共同購入と灯油は年間を通して共同購入し、家計の経費節約に向けた活動をすることなどを決めた。
最後に畠山さんはスクリーンに世界地図や図表を映し出しながら、「日本の食料自給率はわずか40%で、日本人の食べているものの半分以上が外国から輸入されている」などと強調。そして世界的に増えている人口問題もあるが、冷夏などの異常気象で作物が不作となり、突然輸出が止まる可能性もあるとして、過去に起こった事例などを話しながら、国内自給率を高め、国内産、県内産の食べ物を選ぶことこそ地球環境を守る上でも大切なことと話した。
総会では役員を次のように決めた。
◇会長=石川篤子・再(大曲日の出町)
◇副会長=石川イチ(・再大曲通町)、米沢栄子・再(大曲須和町)
◇会計=小林良子・再(大曲緑町)
◇幹事=相馬鈴子・再(大曲福見町)、渡邉節子・新(四ツ屋)