秋田わか杉国体

大仙市で実行委員会総会

リハーサル大会の開催要項などを承認(4月17日・月)

  秋田県で来年開催される第62回国民体育大会「秋田わか杉国体」に向けた大仙市実行委員会の第1回総会が14日、広域交流センターで開かれた。本県が国体の会場となるのは1961年の「まごころ国体」以来、46年振り。総会には体育・スポーツ関係から鉄道、バスなど交通・輸送関係、商工・観光、ライオンズ、ロータリークラブなど各種社会団体の代表ら約100人が出席。06年度事業計画や予算、そして5月27日に開催される第47回都道府県対抗なぎなた大会など大仙市と美郷町を会場に行われる秋田わか杉国体リハーサル大会の開催要綱を審議した。

  実行委員会長の栗林次美市長は「国体本番まで余すところ533日となり、競技施設整備や競技運営、大会運営のシナリオの準備も順調に進み、選手の強化も着実に成果を上げている。しかし、県民・市民の国体に対する盛り上がりがいま一つ感じられない。市町村合併直後で、やむを得ない面もあるが、合併旧市町村の住民が期待と情熱を持って誘致した国体であり、私も先頭に立って国体への市民参加をお願いしながら、全国の選手・役員を迎える準備に万全を期したい」と述べた。

  続いて来賓として出席した県国体局の東?良次長も「国体に向けた準備は順調に進んでいるが、大会に向けた盛り上がりが大きな課題となっており、県民総参加、一人一役運動を進め、国体への認知度を高める努力をしている。今年はリハーサル大会が全県で32行われる。これを機会にムードを盛り上げ、国体を一過性のスポーツイベントとして終わらせるだけでなく地域の活性化、健康づくりに結びつけるため、住民が主役となって総参加で取り組んでもらいたい」と協力を呼びかけた。

  総会では06年度予算として6413万円(大仙市負担)を承認した後、06年度事業計画や競技別リハーサル大会開催基準要項などを原案通り可決した。要項には競技会場に隣接して設置する売店についても販売品目は「大会参加者らに便宜を与え、併せて広く郷土の物産を紹介するもの」とし、食品関係については「大仙保健所の指導に従い、衛生管理に万全を期すため、売店での調理加工は行わない」などの規制を求めた。また出店希望者は実行委員会が定める日まで「売店設置申請書」に関係書類を添えて提出することとしている。

  市では国体に向けてオリジナルキャッチコピーも昨年秋に募集。応募のあった中から協和中学校教諭・伊藤由加さんの「ドキドキ  大仙  大熱戦」を特選に選んだ。そしてリハーサル大会ではその「大熱戦」を実現するため、独自の取り組みとして応援・観客動員要項も定めた。

  応援・観客動員は市民参加を促し、選手と市民との交流の場を提供し、市民一人ひとりの声援で参加する選手と監督に快適な試合環境を与えらたいという狙い。なぎなた、ハンドボールの2大会で児童・生徒や市民団体、町内会の協力を求めて市民計画動員を行うほか、ハンドボールでは参加チームごとの私設応援団を編成し、大会を盛り上げたいとしている。

  この他、5月と8月には国体ニュースを全戸配布、さらに5月には本庁ホールに大会までに向けた残歴表示盤を設置、そして7月には啓発グッズを市内小・中・高校に配布するなどでムードを盛り上げたいとしている。

  同市で開催される秋田わか杉国体リハーサル大会の日程は次の通り。

  ▽第47回都道府県対抗なぎなた大会(5月27日〜28日・大曲体育館、参加チーム47、監督・選手282人)▽第11回ジャパンオープンハンドボールトーナメント(8月9日〜11日・大曲体育館、大農体育館、参加チーム47、監督・選手288人)▽第41回全国都道府県対抗自転車競技大会(8月20日、美郷町・大仙市特設コース、参加チーム47、監督・選手150人)▽県民体育大会軟式野球競技(7月15日〜16日、大曲球場、協和球場、仙北球場、八乙女球場、参加チーム15、監督・選手225人)。