ゴミ収集車から出火

不燃ゴミが爆発

ガス抜きしないスプレー缶か?(4月26日・水)

  26日午前10時40分ごろ、大仙市東川で燃えないゴミを収集していたゴミ収集車から爆発音と同時に出火、大曲消防署から消防車が駆けつける騒ぎがあった。集めていた不燃物のゴミの中にガス抜きをしてないスプレー缶があって、ごみ収集車のプレスで圧力をかけられた瞬間に爆発し、ビニール袋やプラスチック類に引火したようだ。通報を受けた市民生活安全部では「家庭で使うカセットコンロのガスボンベやヘヤースプレーの缶類はガス抜きしないと危なくて収集できない」と市民にマナーの向上を求めている。

  「バーンという爆発音がしたと思ったら、荷台から煙が吹き出した。車を止め、消火器を出したが炎も出てきたため消防署に通報。そして車を移動させ、集会施設にあった水道のホースで放水し、荷台の中にあったゴミを全部、外に吐き出しました」と収集車のドライバー。

  市からは市民生活安全部の職員6人が駆けつけ、業者と一緒に不燃物ゴミの後かたづけをしたが、「燃えないゴミが燃え出すから困ったものです」と困惑。業者によると春先のこの時期や年末年始になると、カセットコンロ用のガスボンベ類が多く出てくるという。

  市ではガスが入った缶類はガス抜きをしてからゴミとして出すよう呼びかけているが、年に数回はこうした発火事故があるという。このため同市では今年度当初予算で「ガス抜き器」を全世帯に無料で配布するため、約320万円を予算化し、3万600本を注文している。行政が市民に器具を買って与えるという異例の〃親切予算〃だ。これに対して市では「まずは隗(かい)より始めよではないが、とにかく市民にガス抜き器を配って、市としてもやる気を見せ、市民からもマナーを守ってもらうようにしたい」と話す。ガス抜き器はお盆前にも全世帯に配られる予定だ。