戦車にも乗ったよ

サマーキャンプこども塾

子どもたち大自然にも触れ大きな感動(8月1日・火)
  
 救難捜索機を見学する子どもたち。   陸上自衛隊では待望の戦車との出会いもあった。

  社団法人大曲青年会議所(佐々木啓友理事長)主催の「サマーキャンプ2006魁!こども塾!!」がこのほど、1泊2日の日程で行われた。大仙市・仙北市・美郷町の小学2年から6年生まで29人が参加、初日は秋田市の航空自衛隊秋田救難隊と陸上自衛隊秋田駐屯地を訪れ、救難捜索機や戦車にも触れ、興奮のボルテージが最高潮に達した。夜は田沢湖高原の県立田沢湖スポーツセンターに宿泊し、キャンプファイヤーを楽しんだ。

  子どもたちに夏休みの思い出を作ってもらおうと13年前から実施している夏季キャンプ。今回は国と国民の生命、財産を守るため活躍している自衛隊の見学をメインに企画した。

  秋田救難隊では乳児の緊急輸送に出動した時のドキュメントビデオを全員で観賞、幼い命を救おうと必死で活躍する自衛隊員の活動には「組織」として鍛えられた規律正しさが感じられ、子どもたちや引率の会議所メンバーも緊張の面持ちでビデオを観た。そして救難捜索用のジェット機も見学。隊員の案内でコックピットも見せてもらった子どもたちは「すごい。すごい」と興奮していた。さらに陸上自衛隊秋田駐屯地では兵員輸送のトラックや待望の戦車とも出会った。子どもたちは戦車に乗り、主砲にまたがって大喜びしていた。

  子どもたちを引率した青少年育成委員長の佐々木祐太さんは「人命救助や人道支援のため、日夜訓練に励んでいる隊員の活動に感動しました」と話す。

  自衛隊の見学を終えた後は田沢湖高原の県立田沢湖スポーツセンターへ。友情の滝を見学した後は全員でカレーとバーベキューを楽しんだ。そしてキャンプファイヤーで幻想的な夜を過ごした。また、同会議所のメンバーである大仙市神宮寺の和火屋から創造花火のプレゼントもあった。

  翌日は駒ヶ岳登山を予定していたが、雨で中止。山岳ガイドのアドバイスを受け、乳頭のブナ林トレッキングコースを散策した。子どもたちは雨にもかかわらず深い森へと分け入り、クマが歩いた痕跡を発見して驚いたり、フキノトウでマタギ流のコップを作って森の中を流れる水を飲むなど自然にとけ込み、大自然を満喫した。

  山岳ガイドの山岡一さんは、クマが木に登った痕跡である「クマ棚」を見つけ、「地元の人でさえ、めったに見られない」と説明。そしてクマの生態やブナの木、乳頭温泉のことなどを話題に「山の学校」を開いた。

  佐々木さんは「危険を避けるため子どもたちを叱ってしまったこともあったが、野外で集団行動し、組織の規律正しさや大自然の雄大さなど学んだことは大きかったと思う」と話す。
 
  夜はキャンプファイヤーで楽しい時間となった。   大自然にふれ合う子どもたち。