夏を悲しみで染めたくない
大仙市では母の会がパレード(8月1日・火)
急がずにマナーとゆとりで交通安全─。夏の交通安全運動が、1日から10日まで県内で一斉に展開されている。夏休みや帰省、レジャーなどで出かける機会が多くなるシーズンだけに悲惨な交通事故をなくそうと、県民総ぐるみ運動として展開されるもの。大仙市では「交通安全母の会大曲支部(小國ヱイ子会長)」が1日、交通安全を呼びかけての車両パレードを行った。
今回の運動では▽子供と高齢者の事故防止▽若年運転者の事故防止▽飲酒運転の徹底追放▽シートベルトとチャイルドシートの着用を重点目標に運動を展開する。
1日朝、市役所前で行われたパレードの出発式には母の会大曲支部の会員25人と市職員ら合わせて約50人が参列。小國会長は「私たち母の会の活動で交通安全を呼びかけ、明るい社会を築こう」と呼びかけた。続いて久米正雄助役も「交通安全は一人ひとりがルールとマナーを守ることが大切だが、家庭から被害者や加害者を出さないためには皆さんの存在が大きい」と激励した。
そして大仙警察署交通課の署員が管内での死亡事故発生結果を報告して、交通安全運動の大切さを訴え、協力を求めた。昨年、同署管内での交通事故で亡くなったのは16人だったが、今年は同日現在で2月に2件、7月1件の3人の犠牲者にとどまり、昨年同期より4件少ない。
集まった母の会の会員たちは「楽しい夏のレジャーを悲しみで染めたくない」と決意を新たに交通指導車を先頭に8台の車に分乗してパレード。主に中心市街地を回って、スピーカーで交通安全を呼びかけた。そして数カ所で交通安全運動のパンフレットを住民に配布した。