国体リハーサル

ハンドボール大会幕開け

大仙市では全国から女子16チームが熱戦(8月9日・水)
 
  大農OGも堂々の入場行進。   激しいせめぎ合いが展開されるハンドボールの試合。

    来年の「秋田わか杉国体」のリハーサルとして9日、「第11回ジャパンオープンハンドボールトーナメント」が湯沢市と大仙市で開幕した。湯沢市では男子、大仙市では女子の競技で、同日午前8時半からそれぞれの会場で開会式が行われた。

  女子の会場となった大仙市では大曲体育館で開会式が行われた。県立大曲農業高校吹奏楽部19人が演奏する「アスリートたちのためのファンファーレ」の演奏に合わせ、昨年の優勝チーム・HC岡山(中国ブロック代表)を先頭に岩手県の白梅三英芙会(東北ブロック代表)、青森県の野辺地クラブ(同)、山梨県のシャトレーゼハンドボールクラブ(関東ブロック代表)の順に全国ブロック予選で勝ち抜いてきた16チーム、253人の選手が入場行進した。最後を飾ったのは開催県代表の大農OGだった。

  選手の入場行進を栗林次美市長、地元選出県議、市議団、体育協会員ら来賓、それに2階から多くの市民が拍手で迎えた。

  岡山チームから優勝杯返還の後、木野実日本ハンドボール協会常任理事は「ここ大仙市は素晴らしい選手を排出している場であり、この地での開催を心から喜んでいる。今日から全国のブロック大会で勝ち抜いてきた16チームが熱戦を展開する。スポーツマンシップにのっとって、フェアでクリーンなハンドボール競技を展開してもらいたい」と激励した。

  続いて栗林市長は「当市では国体での手に汗握る戦いを期待して、『ドキドキ  大仙  大熱戦』のキャッチコピーを作り、市民と共に来年に迫った秋田わか杉国体の準備を進めている。全国から選び抜かれた選手の皆さまにこの大仙の会場で、日ごろ鍛えられた技と力を遺憾なく発揮し、スリリングでエキサティングなプレーが展開されることを期待する」と歓迎のあいさつを述べた。

  最後に選手団を代表して大農OGの安部節子選手(高吉建設)が「われわれ選手一同はここ大仙市大曲で、ジャパンオープンハンドボールトーナメント大会のタイトルを目指し、ドキドキ大仙  大熱戦のスローガンの下、力一杯プレーすることを誓う」と選手宣誓をして開会式の幕を閉じた。

  そして同10時半から、同体育館と新築なった大曲農業高校体育館を会場に試合が開始された。ハンドボールは走・跳・投・捕を組み合わせたゲームで、40メートル×20メートルのコートを使ってコートプレーヤー6人、ゴールキーパー1人の計7人でプレーする。選手たちはコート内を全力疾走でボールを追い、相手ゴールにシュートして得点を競う。豪快なジャンプシュートや華麗なスカイプレー、肉体の激しいぶつかり合いなど攻撃・防御の切り替えの速さがハンドボールの魅力。

  ボールを持って4歩以上歩くとオーバーステップ、ボールを4秒以上持っているとオーバータイム、相手をつかんだり、抑えたりするとホールディング、相手にぶつかるとチャージング、相手の手や腕を叩くとハッキングなどの反則があり、サッカーと同じようにイエローカードでの警告やレッドカードでの失格もある。

  試合はホイッスルを合図に始まり、選手たちはボールを追ってコートを走る。体育館の床をシューズで激しく蹴る音、ゴール目指して悲鳴のような気合を発してボールをシュートする選手、「行け!行け!」とお互いを励まし合い左右に走る。汗が飛び、ボールが飛ぶ。1試合は30分やって10分の休憩、そして再び30分のプレー。観客は迫力ある試合を時間を忘れて楽しんでいた。

  女子の大会は11日までで、湯沢市を会場に行われている男子は12日まで。明日10日午後1時からは、大曲体育館を会場に大仙市スポーツ少年団「大曲ミニハンドボール」対湯沢市スポーツ少年団「湯沢市ハンドボールスポーツ少年団」のエキシビジョンマッチプレーも行われる。