奥羽山麓大規模農道建設促進協議会

横手市と田沢湖を結ぶ農道

延長約40キロ、来年7月までには完成へ(8月10日・木)

  横手市と仙北市田沢湖とを結ぶ「奥羽山麓大規模農道建設促進協議会総会」が9日、大仙市の大曲エンパイヤホテルで開かれた。同農道は「みずほの里ロード」とも呼称され、横手市の国道105号から奥羽山脈沿いに美郷町仙南、六郷、千畑地域を通って、大仙市の太田町、中仙地域、仙北市角館町を経て田沢湖地域の国道46号線に結ぶもので、総延長は約40キロメートル。奥羽山麓沿いの基幹農道として輸送体系の合理化、物流範囲の拡大と農村環境の改善を図ることを目的に県の事業として1988年に着工、来年7月には待望の全線開通となる。

  この日の会議には横手市、大仙市、仙北市、美郷町の代表や関係者約30人が出席、協議会会長の栗林次美大仙市長は「来年の秋田わか杉国体では、この農道の一部を利用して自転車競技のロードレースも行われることになっており、県内各会場へのアクセス道路としての役割が期待されている」と述べながら、来年の完成を喜んだ。

  横手市から田沢湖に向かって、奥羽山脈の麓に沿って延びる「みずほの里ロード」は自然環境の豊かさが魅力だ。幅員は7メートル、そのうち車道幅は5.5メートルとなっている。05年度までの工事進捗率は88%で、今年度は舗装工事、そして06年度も舗装工事と横手市側にある「城山トンネル(延長509メートル)」、「清水沢トンネル(同348メートル)、「大沢トンネル(同279メートル)」の照明施設や警報装置などを整備するだけとなっている。総事業費は166億510万円。

  この日の総会では06年度の事業計画や4市町の負担金、完成に向けた記念事業などを決めた後、役員を改選した。完成記念事業としては横手市の同農道入口と仙北市田沢湖側の入口にそれぞれ「奥羽山麓大規模農道『みずほの里ロード』」のモニュメントと各市町観光案内スポットの案内板を設置することも決めた。モニュメントは高さ5メートル、幅1.4メートルの鉄骨アルミ製。

  役員改選の結果は次の通り。

  ◇会長=栗林次美大仙市長

  ◇副会長=五十嵐忠悦横手市長、伊藤福章美郷町議会議長

  ◇監事=松田知己美郷町長、石黒直次仙北市長