ドイツに学ぶエコライフツアーへ
栗林大仙市長を訪問し、喜びの報告(8月11日・金)
大仙市刈和野のマックスバリュ(MV)東北・刈和野子どもエコクラブは、4月に仙台事務所で行われた北日本地区の05年度・イオンチアーズクラブ年間活動発表会で、最優秀賞に輝き、今月17日から「ドイツに学ぶエコライフツアー」に派遣される。子どもたちはその報告のため10日、栗林次美市長を表敬訪問した。
ドイツに派遣されるのは堀江杏奈さん(刈和野小6年)、伊藤彩さん(同同)、斉藤江里香さん(同同)、伊藤えみさん(同5年)、佐々木望さん(同同)の5人。この日は夏休みで母の実家の佐賀県へ行っている伊藤えみさんを除く4人の子どもたちが、習字教室の講師をしながらエコクラブ活動を指導してきた佐藤良子さん(72)とMV社員らの引率を受けて市役所を訪れた。市では栗林市長と久米正雄助役、三浦憲一教育長が一行を迎えた。
刈和野子どもエコクラブは、県食生活改善推進協議会長をしている佐藤さんが、04年6月にMV刈和野店から依頼を受け、習字教室に通っている子どもたちに「エコ活動をしようよ」と呼びかけて結成した。イオングループのMV東北(株)は、社会貢献活動の一環として、環境省が推奨する「子どもエコクラブ」活動を支援。1年間のエコ活動コンクールを行い、代表クラブはイオングループが開催するブロック大会に出場、最優秀賞に輝いたクラブには4年前から、環境先進国であるドイツに派遣、環境保全の現状を体験してもらっている。
今回は作文コンクールで全国から選抜された中学生27人と、エコクラブ活動のブロック大会で最優秀に輝いた小学生30人が派遣される。
刈和野エコクラブの5人はMV社員の引率を受けて17日に秋田空港を出発、成田で全国の仲間たちと合流し、18日朝、ドイツへ向けて出航する。そして25日の帰国まで、旧東ドイツの中でも歴史の古いザクセン州ドレスデン市を拠点に風力発電や太陽光発電、ごみ排出の現状を視察。さらにザクセンスイス国立公園での地元中学生と交流しながら自然体験や羊の放牧、養蜂、ガーデニングやクッキング体験を楽しむ。
また、ホームスティも実施し、2年前に世界遺産に登録されたエルベ川の町並みの眺望や17世紀に建立されたツブィンガー宮殿などドイツの歴史に触れる旅も楽しむ。
子どもたちのエコ活動を指導し、栗林市長を表敬訪問した佐藤さんは「3月に秋田市で開かれた北東北大会に出て下さいと勧められた時は参加することに意義があるという軽い気持ちだった。それが北海道から東北各地の子どもたちが参加する北日本地区大会への代表チームに選ばれた。まったく思いがけないことで遠慮しようとしたら、子どもたちがみんな頑張ろうよと張り切った。出るための準備は何もしてなかったが、子どもたちは古いカレンダーを利用して、そのカレンダーに自分たちの活動を絵に描いて、発表作品をまとめた。そして発表会では原稿を見ないで堂々と発表しなさいよと言ったら、審査員の顔を見つめながら元気に発表してくれた。よもやドイツへ行けるとは考えてもいなかったが、最優秀賞は刈和野という声を聞いて、エーッ、刈和野、本当だかとビックリした」などと報告していた。
刈和野エコクラブは佐藤さんの指導を受けながら、MV刈和野店で売られている再生紙で作ったティッシュペーパーやキャンピング用の皿、作業服などエコ商品を探す「エコ探検隊」活動やペットボトルを再生する工場や大仙美郷クリーンセンターで、家庭から出されるゴミがどのように処理されているかなどを学んだ。そしてゴミを少なくし、地球環境をどう守るべきかを話し合い、それをコンクールで発表した。
子どもたちを迎えた栗林市長はドイツへの餞別をプレゼントしながら、「皆さん、おめでとう。地球環境を守ろうと今はゴミをできるだけ出さないで、減らそうとしている。そういう意味で皆さんのエコ活動は素晴らしいことだ。大仙市の小学生の代表として環境先進国であるドイツで様々な問題を勉強してきて下さい」と励ましていた。
子どもたちは一人ひとり立って「ドイツに行ったら、環境を守るためどういう工夫をしているのかを学びたい」「ドイツでいろんなものを見たり、聞いたりして、ホームスティも楽しみ、いっぱい友だちもつくってきます」とお礼を述べていた。