美郷町、4台の公用車に
青色回転灯を装備、パトロール強化へ(8月24日・木)
登下校途中の子どもたちの安全を守ろうと今年2月から、ボランティアの「子ども見まもり隊」を結成して防犯活動に力を入れている美郷町では、その活動の強化策の一つとして「青色回転灯」を装備したパトロールを実施することになり23日午後、千畑庁舎で「青色回転灯パトロール車」の出発式を行った。
青色回転灯パトロール車は、地域の犯罪は地域で守りたいとの要望を受け、政府犯罪対策閣僚会議と警察庁で検討を重ねた結果、04年12月にその導入が決まり、各警察署を通じて県警本部に申請し、その承諾を得て取り付けられるようになった。県内でも由利本荘市の矢島地区で最初に取り入れたのを始め、県内の自治体に普及しているが、大仙警察署管内では初めて。
美郷町では4台の公用車にその回転灯の取り付けを申請し、「自主防防犯パトロール活動用」として国交省東北運輸局秋田運輸支局からの「車検証」を取得した。
この日の出発式には町内7小学校の校長や町職員、それに美郷交番所長、美郷北駐在所長、美郷南駐在所長ら約30人が出席。
松田知己町長は「子どもを取り巻く環境は、地域住民全体で目を配らなければならない状況にある。町では子ども見まもり隊という取り組みを始めてきたが、さらに青色回転灯パトロール車で地域を巡回することになった。継続は力なりというが、我々、見守る側として継続することは子どもを見守っていこうという意識を高め、さらに地域全体に子どもを見守る大切さを普及し、浸透させていく力にもなる」と地域の安全、安心のため頑張っていこうと呼びかけた。
続いて大仙警察署の佐藤憬(さとる)署長は「この地域に密着した皆さんの防犯活動に対して警察署としてもバックアップさせてもらいたい」と協力を約束。最後に町職員8人による見まもり隊が4台のパトロール車に分乗すると、参加者全員が拍手を送ってその出発を見送った。パトロール車は今後、下校時を中心に町内7つの小学校と3つの幼稚園を巡回し、安全を見守ることになる。