大仙市で除雪出動式

永年勤続の4人を表彰

オペレーター65人を臨時雇用(12月1日・金)

  栗林市長から表彰を受ける永年勤続者大仙市では1日、仙北就業改善センターで「除雪出動式」を行った。式には各総合支所の建設課長と臨時職員として雇用された65人の除雪オペレーターらが出席。栗林次美市長は「昨年は12月初旬から続いた降雪で26日には雪害警戒対策室を、1月10日には豪雪対策本部を設置し、雪害に対し早め早めの対応を取ったが、オペレーターの皆さんにはその分大変、難儀をかけた」とねぎらった。そして「除雪作業は、冬期間の悪条件の下で行われるものだけに常に健康に留意し、事故のないよう作業に当たってもらいたい」と注意した。

  続いて20年間にわたって除雪作業に従事した佐々木輝和さん(西仙北総合支所)、児玉孝利さん(中仙同)、小松誠一さん(南外同)、越後谷哲也さん(仙北同)の4人を表彰。さらに臨時職員として採用された65人のオペレーターに雇用通知書を交付して出動式を終えた。最後に大仙警察署の三浦稔交通課長が「交通安全講習会」を開き、安全な除雪作業に心がけるよう呼びかけた。

  同市の市道全体の延長は3171キロで、そのうち1700キロを機械除雪する。除雪ドーザやロータリ、グレーダ、凍結剤散布車など市が持っている除雪機械は113台、これに委託している業者が持っている機械113台を駆使して雪と闘う体制だ。市では昨年から「除雪自動通報システム」を各総合支所など22カ所に配置、10センチの降雪を観測するとセンサーが探知し、除雪オペレーターに携帯電話のメールを通じて「出動」を要請、午前2時から7時半までに歩道も含めた道路の確保に当たる。

  その除雪に備え、9月議会で6億1600万円の補正予算を計上した。豪雪となった昨年は12月10日から除雪車が動きだし、早朝の除雪だけでなく雪の壁の排除やダンプカーを借り上げての雪運びなどが2月いっぱいまで掛かり、最終的には10億2400万円もの金が雪で消えた。国からの助成もあるとはいえ、雪は金も食う魔物だ。