絵本「十二支のはじまり」

小学館が新刊を発行

十二支の動物たちの楽しいお話(12月1日・金)

  小学館(本社・東京)から「十二支のはじまり」と題した素敵で、ゆかいな絵本が出版された。今日から師走。そして年を越すと「亥年」を迎える。年末になると話題になる十二支。どんな動物がいて、なぜあの順番になったのか。そんな疑問を持つ子どもたちに向けて「十二支の民話を分かりやすく伝えたいと創刊した」と小学館「おひさま」編集部から本紙に送られてきた。

  AB判で16ページ。絵は「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を受賞した荒井良二さんが描き、文は「もものすけのおさんぽ」で第2回小学館「おひさま大賞」を受賞し、「トマトマト」で第12回「MOE童話大賞」を受賞した新進気鋭の童話作家・やまちかずひろさんが、リズム感タップリの楽しい言葉でまとめた。

  荒井さんも「うそつきのつき」で第46回小学館児童出版文化賞、「なぞなぞのたび」でボローニャ国際児童図書展特別賞、05年には児童文学界のノーベル賞と称される「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を受賞するなど日本を代表する絵本作家の一人だ。

  子(ねずみ)に始まって、丑(うし)、寅(トラ)、卯(うさぎ)、辰(竜)、巳(ヘビ)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(トリ)、戌(いぬ)、亥(いのしし)の12種類の動物たちが、その年の主人公となる十二支。なぜこのような順番になったのか、そしてネコはなぜその仲間になれなかったのか。不思議な疑問に絵本は、楽しい回答を用意している。税込みで1050円。全国の書店で販売中。